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「日本アリ類同好会」への誘い

この度、LINEを使ったアリの飼育・観察・研究の交流グループを作ってはと思い、「日本アリ類同好会」を作りました。
「日本蟻類研究会」は既に存在していて、私も会員になっていますが、「日本アリ類同好会」という名称の団体はネット上で検索する限りはないようです。「日本蟻類研究会」は、大学関係者の方も多く、研究内容はとても深いのですが、「日本アリ類同好会」では、アリが好きな者同士が「友だち」になって、主に飼育方法や生態観察や採集情報などで、気軽に交流ができればと思います。ご賛同いただけるようでしたら、グループにご参加下さればと思います。
まだ、LINEをお使いになっていない方も、スマホやダブレットだけでなくPC版もございますので、導入をご検討下さい。LINEの導入の仕方については、ネット上でお調べ下さい(例えば https://line.macdrivelove.com/entry3.html 等)。
しばらくの間、IDによる友だち追加ができるようにしておきますので、ご連絡いただければ、ID(「友だち追加」ができない場合はQRコード)をお伝え致します。連絡先は info@kajitsuken.net です。
では、皆様のご参加を心よりお待ちしています。

移植トゲアリのクリの木の中の様子

今年の2月5日に庭のクリの木に移植したトゲアリのその後の様子です。
今日は、巣の中に通じる径が12mmの穴に、スコープカメラのヘッド部分を差し込み撮影しました。

クリの木の中の巣の様子 4月12日撮影

解像度がとても悪いのですが、何とかクリの木の中の様子が分かります。白く写っているのは幼虫のようです。順調に子育てが進んでいるようです。

関連ブログ
初めてのトゲアリの「移植」 2月6日
移植したトゲアリが巣口に出て来た 2月23日
庭のトゲアリが樹上に出て来た 3月25日

T巣の生存を確認

昨年の10月26日のブログ「今年最後の移植2例目のその後」で書いた「T巣」(BK170530-133とBH170521-023の合併コロニー 2020年9月27日移植 10月26日引越)の働きアリが地上に出てきていました。コンクリートの階段で2匹、T巣の近くの蜜器で1匹、巣の極く近くで3匹見つけました。いずれにも蜜を与えました。

蜜器に来ていたクロオオアリ 4月4日8時38分撮影
蜜を吸って巣へと向かうクロオオアリ 8時45分撮影

巣の極く近くの3匹以外は帰路を観察しましたが、いずれも帰路をかなり迷っていました。しばらくして雨が降ってきましたので、観察を長く続けることはできませんでしたが、その間に2匹が巣口があると思われる場所へ戻りました。しかし、そこには芝が生えているために巣口を特定することはできませんでした。

昨年の巣口よりも右下方で姿を消した 写真の下中央辺り

A巣・C巣の巣口が変わる

3月17日のブログで、A巣の巣口を特定したことを書きましたが、どうやらその巣口が使われず、別の箇所を巣口にしていることが分かりました。
A巣の近くの散水ホースの上に、西洋ミツバチの「無駄巣」を置いたのですが、そこにたくさんのクロオオアリが集まってきました。

西洋ミツバチの「無駄巣」に集まったクロオオアリ 3月27日16時19分撮影
同上

庭のクロオオアリのコロニーの中では、このA巣が最も繁栄していたはずですが、今春になってあまり活動を見なくなっていました。少し心配をしていたのですが、これで安心しました。
ところで、出入りする巣口を探してみると、17日に観察した場所とは違う箇所にありました。下の写真で、右半分に真砂土が見えますが、この真砂土は、18日に巣口の周りに敷きました。真砂土がない2箇所に巣口があったのですが、今日の観察では、この2箇所の巣口を出入りするクロオオアリはいませんでした。写真左の散水ホースの直ぐ上辺りに巣口があるようです。巣口の場所が変わったようなのです。

写真左の散水ホースの直ぐ上辺りに巣口があるようだ

ところで、C巣はというと、3月20日に昨年と同じ場所に巣穴が空いているのを見つけました。

掘り出された土がある 3月20日15時13分撮影
穴の中にはクロオオアリが見える 15時15分撮影

それから1週間後の3月27日に、このC巣の近くにも西洋ミツバチの「無駄巣」を置いたところ、ここでもたくさんのクロオオアリがやって来ました。

15時15分撮影

どこからやって来たのかを見ると、2箇所のようです。一箇所は、この「無駄巣」の直ぐ横で、もう一箇所は、「無駄巣」の下方の測量杭の根元です。

写真左中央に巣口がある
手前測量杭の根元にも巣口がある

この2つの巣口は、60cm程離れていますが、「無駄巣」で争いがないことから、同一のコロニーであることが分かります。そして、測量杭から30cm下方に20日に観察した巣口があるのですが、こちらの巣口からは出入りはありませんでした。C巣もA巣同様、巣口が変わっていました。

クリの木の根本近くにクロオオアリの巣を発見

先日3月17日には、「イチゴの株元に新たなコロニー」を見つけましたが、今日も新たなクロオオアリのコロニーを見つけました。
クリの木の近くのフェンスにキウイを植えてあるのですが、その木にクロオオアリがいました。このキウイの木にクロオオアリが来るのは珍しく、最も近いA巣のアリではないように思えましたし、体格も小さめでしたので、A巣とは別のコロニーのアリのように思いました。そこで、蜜を与えて帰路を追い、巣を見つけることにしました。

蜜を与えているところ 3月25日14時55分撮影
帰路につくクロオオアリ 15時0分撮影

そのクロオオアリの帰路を追っていくと、クリの木の周りの散水ホース近くの芝の中で見失いました。

クロオオアリを見失ったのは写真の中央辺り その上方には太いクリの木の切り株がある

そうこうしていると、もう一匹クロオオアリを散水ホースの極く近くで見つけました。このアリにも蜜を与えました。

15時10分撮影

その帰路を追ってみると、先程と同じ箇所の芝の中で、この2匹目のクロオオアリを見失いました。どうやら、そこに巣口がありそうです。
更に3匹目も散水ホース近くで見つけました。

蜜を与えた 15時25分撮影

このクロオオアリも、同様の箇所で芝の中に入って行きましたので、そこに巣口があるはずです。
そこで、巣口が確定できるよう、芝を刈っておきました。

芝を刈ったところ 写真中央辺りに巣口がありそうだ

この新たに発見したコロニーは、自然巣ではないでしょう。「移植」されたコロニーだとは思われますが、「移植」したどのコロニーなのかはわかりません。
この新巣をV巣と名付けます。

庭のトゲアリが樹上に出て来た

2月23日に「移植したトゲアリが巣口に出て来た」ことを書きましたが、それからほぼ1ヶ月後の3月25日、庭のトゲアリが樹上に出て来ました。

蜜を与えました 3月25日13時15分撮影
蜜器でも蜜を与えました 13時19分撮影

このトゲアリ達は、内部に通じる直径12mmの穴から出て来たのではなく、山側の幹の樹皮と木部との隙間から出て来たようです。

右下の茶色の木片の箇所が内部に通じる穴 そのほぼ向こう側に巣口がある
樹皮と木部との間から出入りしているようだ 13時25分撮影

しばらくすると、更に多くのトゲアリが蜜を飲みに出て来ていました。

13時52分撮影

更にクモを与えました。

クモを与える 14時40分撮影

生死の運命

先日誘虫灯を設置しました。まだまだ集まってくる昆虫は少ないのですが、その中の蛾を1匹、庭のクロオオアリに与えました。直ぐに関心を示しました。

3月24日7時59分撮影

やがて、解体を始めました。

蛾を解体している 8時0分撮影
翅と肢の一部が切り離されている 8時30分撮影
体が鱗粉だらけになっている 8時34分撮影

少し目を離している間に、解体場所からこのクロオオアリが姿を消していました。辺りを捜していると、このアリはO巣のアリのようで、O巣方面を蛾を咥えて歩いていました。

O巣方面へと向かうクロオオアリ 8時48分撮影

やがて、1匹の仲間に出会いますが(仲間が運搬中の仲間に気づいた)、また単独で蛾を運び始めました。

仲間に出会ったところ 8時51分撮影
また1匹で運び始めた 8時51分撮影

再び、先程とは別の仲間に出会いました(仲間が運搬中の仲間に気づいた)。

8時52分撮影

そして、今度はその仲間が蛾を単独で運び始めました。

左の、体に鱗粉を付けているアリが、蛾を解体し、ここまで蛾を運んできたクロオオアリ 8時52分撮影

その新たな運搬者は、O巣の巣口の極く近くまで帰って来ましたが、迷っているらしくその近辺を歩いていました。
すると、そこにハエトリグモが近づいてきて、クロオオアリに襲いかかりました。

クロオオアリに襲いかかる直前 8時55分撮影

一撃襲われ、クロオオアリは蛾を落としてしまいました。クロオオアリの動きが少し変です。どこかに危害が加えられたようです。再び、ハエトリグモがクロオオアリに近づいて行きます。

クロオオアリの動きが少し変 ハエトリグモが近づこうとしている 8時56分撮影

そしてついにクロオオアリはハエトリグモに捕らえられてしまいました。

8時56分撮影
コンクリードブロックの直下に移動して食するハエトリグモ 8時58分撮影

蛾が芝の上に落ちていました。

8時59分撮影

これは、正に「ハエトリグモ」とは言わずに「アリトリグモ」とでも言うべきなのでしょうか。

関連ブログ
2018年4月12日「クモに襲われたクロオオアリ その瞬間

イチゴの株元に新たなコロニー

イチゴの花壇を歩いているクロオオアリを見つけました。既に地上に現れていたS巣O巣の働きアリかなと思ったのですが、体格が小さく、コロニーの創設期に生まれてくる働きアリのように見えました。
コロニーを特定するために蜜を与えて、帰路を辿ることにしました。

蜜を与えた 3月17日16時56分撮影

やがて帰路に就いたのですが、歩く方向に規則性がなく、あちこちへ周遊していました。そこで、観察に私の根が続かず一時目を離しましたが、再び見に行くと、蜜を与えた場所から1.3m程離れたイチゴの株の周りを歩いていました。そして間もなく、株元の地面に潜って行きました。そこには小さな穴が空いていました。

写真中央の小さな穴が巣口になっていた 17時19分撮影

直線距離にして1.3m程をおよそ20分かけて巣に戻ったことになります。かなり帰路を迷っていたことが分かります。
ところで、この巣のコロニーはどこから来たのでしょうか。実は、昨年の9月16日に、このイチゴ園にクロオオアリの5つのコロニーを移植していました。BH18020、BM19019、BM19024、BM19045、BK170530-052です。それぞれの新女王アリの採集年は、2018年、2019年、2019年、2017年ですが、いずれも子育てが順調とは言えないコロニーでした。S巣も「引越元不明のコロニー」ですが、上記5コロニーの1つなのかもしれません。そして、このイチゴの株元に巣口を持つコロニーも、同じく上記5コロニーの1つなのかも知れません。このコロニーを「U巣」と名付けることにしました。

A巣の巣口を特定

3月14日のブログで、A巣の近くでクロオオアリを見つけ、帰路を追ってはみたものの、芝丈が深めで巣口を確認することができなかったことを書きましたが、今日はその巣口を特定することができました。

A巣の近くで見つけたクロオオアリに蜜を与えた 3月17日15時28分撮影

14日に巣口がありそうな箇所が分かっていましたので、ひとまずその場所の芝を刈ってみました。その後もクロオオアリの帰路を観察して、更に芝を刈り、2箇所に巣口があることが分かりました。

写真中央の左右に巣口があるようだ
右側の巣口で芝の切れ端を運び出すクロオオアリ 16時3分撮影

ちなみに、フェンス下の散水ホースを伝って歩くクロオオアリがいました。このホースを道にしてよく利用しているのはA巣のクロオオアリですから、A巣のアリだとは思いましたが、確かめてはいません。

フェンス下の散水ホースを伝って歩くクロオオアリ A巣のアリかもしれない 16時6分撮影

クロオオアリB15006が活動室に出て来た

2月22日のブログ「人工巣から出てくる・出てこない トゲアリ・クロオオアリ」では、21日も22日も、活動室であるアンテグラウンドにクロオオアリは出ていなかったことに触れていますが、昨日3月14日、アンテグラウンドでクロオオアリ(S/N:B15006)を1匹見かけました。そして、今日もアンテグラウンドにクロオオアリが出て来ていましたので、新たに蜜を与えました。

蜜を吸うクロオオアリ 蜜を吸っているのは2匹 3月15日15時15分撮影

奇しくも、14日は、庭のO巣のクロオオアリが、活発に地上での活動を開始した日です。13日については、アンテグラウンドの様子は見ていませんが、それにしても、庭の自然巣のクロオオアリと人工巣のクロオオアリが、外界(地上・アンテグラウンド)に出て来る時期がほぼ一致したと言えそうです。

A巣が活動開始か?

これまでに、S巣O巣が地上での活動を始めたことを報告してきましたが、その後、S巣については地上で活動しているところは目にしていません。O巣については、地上に出てきた次の日、つまり今日も活発に活動をしていました。

ミツバチ用の蜜器にやってきたO巣のクロオオアリ 3月14日9時35分撮影
同上 9時45分撮影
クロオオアリ用の蜜器にやってきたO巣のクロオオアリ 9時37分撮影
カルシウムノキにやってきたO巣のクロオオアリ よく見ると既にアブラムシが付いている 11時36分撮影

ところで、庭の中で最も大きな巣と思われるA巣が気になっていましたので、昼過ぎに観察に行くと、昨年の巣口の少し下の芝地にクロオオアリが1匹いるのを見つけました。ただ、直ぐに見失ってしまい巣口を確かめることはできませんでした。

クロオオアリを1匹見つけたが、直ぐに見失った 13時20分撮影

夕刻になって再び見に行くと、今度もほぼ同じ箇所でクロオオアリを1匹見つけました。そこで、このクロオオアリに蜜を与えて、帰路を追ったのですが、芝丈が深めで、巣口を確認することはできませんでした。しかし、例年の観察から、越冬明けの巣口が、前年の巣口の場所としばしば異なることが分かっていますので、このアリがA巣のクロオオアリであることは間違いないと思います。

去年はホースの先端当たりにA巣の巣口があった 今回クロオオアリを観察したのは、写真中央の少し下辺り