既に一部が幼虫になっています。
これは、人工巣の中で飼っているクロオオアリの写真です。幼虫が5匹確認できます。この人工巣は、あく抜きをしていないアルカリ性の強いコンクリートでできていて、女王アリは、ほとんど毎日、アルカリ性の強い水を飲んでいます。
下の写真は、ムネアカオオアリの女王アリです。クロオオアリの女王アリと同じく、6月8日に駒ケ根市で採集したものです。胸と腹の区切りの部分の前後が赤味を帯びています。
かなり大きくなった幼虫が1匹います。ただ、他のムネアカオオアリを観察してわかったことですが、ムネアカオオアリの幼虫の方がクロオオアリの幼虫よりも早く育つというわけではないようです。