月別アーカイブ: 2019年2月

クリの木を植える

以前に注文していたクリの苗木が届きました。
クリの木は既に庭に2本あるのですが、そこからおよそ12m離れた場所に植えました。

クリの木には、クリオオアブラムシが付くのですが、このアブラムシはコナラ属(ミズナラ カシワ コナラなど)以外には付きません。つまり、クリの木に付いたクリオオアブラムシを保護しても、庭の他の果樹には広がらないのです。そこで、庭の中央辺りにもう一本クリの木を植えて、庭のクロオオアリが蜜源として利用できるようにしようと考えたのです。
これまでの観察から、以前から植えてあるクリの木の、クリオオアブラムシの甘露を利用していたクロオオアリは、B巣のみのようでした。そこで、C巣やF巣のコロニーもクリオオアブラムシの甘露を利用するようになれば、コロニーの安定や繁栄に役立つことでしょう。

アンテグラウンドⅡ型

トゲアリS/N:T140906-40用にアンテグラウンドⅡ型を作りました。アンテグラウンドⅡ型はアンテグラウンドⅠ型を次の点で簡略化しています。
 ○クリーナーボックス(本体の下に設けた水掃除用の水受け)をなくしました
 ○リフト機能(クリーナーボックスをとり出す際の機能)をなくしました
他は、アンテグラウンドⅠ型と同様の仕様になっていて、水槽(トゲアリの水飲み場になる)、プラントランプ(植物栽培用)、送風ファン(ケース内の湿気を排出し、アクリル板が湾曲しないようにする)、アントピット(給餌したり、逃げ出したアリを落とし入れる)、給餌・給水ロート(メダカに餌を与えたり、水を補給する)を備えています。

アンテグラウンドⅡ型には、1月29日のブログで紹介したトゲアリの飼育ケースを繋げています。

中央に見えるのがトゲアリの飼育ケース アンテグラウンドⅡ型とシリコンホースで繋がっている
正面図
側面図