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クリオオアブラムシの経過

1月6日 10時4分撮影

この写真は、1月6日に撮影したものです。クリの木の葉は、ほとんどの落ちています。クリオオアブラムシは、まだ生きていて、比較的高所の小枝にいます。この日、この撮影の後、このクリの木を強剪定しましたが、この枝のある下方の幹は剪定しませんでした。
1月8日には、クリオオアブラムシは下方へと移動していました。

1月8日 10時3分撮影

この日の夜明け前の気温は、自宅の気象計で−4℃(6時50分)でしたが、クリオオアブラムシは死んではいませんでした。
ちなみに、ニホンミツバチは活動していません。

ニホンミツバチの様子 1匹も外に出ていない 1月8日 10時6分撮影

1月19日には、クリオオアブラムシは更に下方へと移動していました。

ここからいなくなっていた 1月19日 14時26分撮影

その下方の様子が下の写真です。

1月19日 14時27分撮影

産卵したことが分かります。クリオオアブラムシは、個体数が少なくなっていましたが、生きていました。
2018年に観察した時には、12月9日には卵がありましたから、今回は1ヶ月以上産卵が遅かったことになります。また、2018年の時には、12月26日にはクリオオアブラムシはほとんど死んでいましたので、今回の方が長く生きていることが分かります。
昨年の12月29日にクリの木で見つけた謎の生き物は、それ以来見かけませんでした。そして、このアブラムシの産卵箇所にもいませんでした。

地上で見たこの冬最後のクロオオアリ 2020年

2018年にも、冬期のクロオオアリの地上での最後の活動日を記録しています。その年は、12月24日でした。今年はいつになるかを知りたいと思い、2年前と同じクリの木にクロオオアリが最後にやって来る日を調べていました。その結果、今年は12月28日までは、クリの木でクロオオアリを見かけました。(昨年については、この時期に、クリの木にクリオオアブラムシがいなかったので調べていません)

12月28日15時33分撮影

ただ、30日から1月1日までは観察していないので、最後の日は確言はできません。あくまでも28日は、最後に観察した日と言うことになります。ちなみに、1月1日と12月31日は共に最低気温が氷点下で最高気温は6〜7℃、30日は最大瞬間風速が29.3m/sでした。29日については、観察した9時台にはクロオオアリの姿はありませんでした。
28日は、最低気温4.3℃、最高気温15.1℃で、日照時間は6.9時間でした。