働きアリの寿命

クロオオアリやムネアカオオアリの寿命はどのくらいなのでしょうか。
女王アリは大変長生きをすると考えられています。 未だ確かな文献を見たことはないのですが、10年近く生きているのかも知れません。それでは、クロオオアリやムネアカオオアリの働きアリの寿命はどのくらいなのでしょうか。
一般的には、昆虫の場合、成虫の寿命は短く、季節をサイクルに一生を終えます。ですから、働きアリも短命なのでしょうか。短命であっても、次々に次の世代が育てば、巣としては繁栄できるはずです。
ところがです。働きアリは意外にも長生きで、1年以上生きています。
下の写真は昨年7月下旬から8月上旬に成虫になった 働きアリです。

クロオオアリの働きアリ

ムネアカオオアリの働きアリ

上の写真の巣には、クロオオアリは10匹、ムネアカオオアリは8匹います。ではなぜ、昨年に生まれた働きアリだと断定できるかといえば、この2つの巣では、どちらも昨年のうちに女王アリが死んでしまったのです。働きアリの大きさを考えてみても、女王アリが生んだ最初の卵から育ったものと思われます。これら2つの巣では、女王アリがいなくても、働きアリたちは今も元気にしています。
まだ生きているのですから、働きアリの寿命は確定していません。今後、どのくらい生きているのか、興味深いところです。

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