2013年寄生のトゲアリの様子

昨年の9月1日から9ヶ月経過しての2013年寄生のトゲアリの様子です。(※ )の記述は昨年の9月1日のブログ「まもなく1年を迎えるトゲアリの様子」からの引用です。

T130912-04(SIMSMA01024 宿主クロオオアリ)には、トゲアリの働きアリはいません。クロオオアリの働きアリはおよそ30匹います。大きく育った幼虫が目立ち、卵もあります。(※トゲアリの働きアリはいません。幼虫と卵が多数あります。繭と大きめの幼虫がいますが、下記「7月・8月の記録」のクロオオアリの繭と幼虫と思われます。)

T130912-04

T130912-04

T130913-01(NESTCON01025 宿主ムネアカオオアリ)には、トゲアリの働きアリが20匹程度、繭が十数個、それに幼虫がいます。卵は見当たりませんでした。ムネアカオオアリの働きアリも、十分な数います。繁栄していると言えます。(※トゲアリの働きアリはいません。小さな幼虫が多数います。)

T130913-01

T130913-01

T130913-04(SIMSMA01028 宿主ムネアカオオアリ)には、トゲアリの働きアリが30数匹いますが、幼生虫(ここでは昆虫の卵・幼虫・蛹の総称 筆者の造語)はいません。ムネアカオオアリの働きアリの数は少なく7匹です。なお、トゲアリの働きアリの死体が1体ありました。トゲアリの働きアリの数を見る限りでは繁栄していると言えますが、この時期に幼生虫がいないのは意外です。(※トゲアリの働きアリは30匹程度います。たくさんの幼虫もいます。)

T130913-04

T130913-04

T130919-01(SIMSMA01089 宿主クロオオアリ)には、卵と幼虫がいます。トゲアリの働きアリはいず、クロオオアリの働きアリは9匹います。下の写真に写っているのが全部の幼生虫です。(※トゲアリの働きアリはいません。小さな幼虫が多数います。)

T130919-01

T130919-01

T130921-09(NESTCON01030 宿主クロオオアリ)には、トゲアリの働きアリが20匹弱、クロオオアリの働きアリが6匹います。特徴的なのは、蛹が5個ありますが、いずれも繭を作っていない点です。昨年の9月の蛹には全て繭がありました。(※トゲアリの働きアリは12匹のようです。卵や幼虫もたくさんあります。女王アリと働きアリが天井にぶら下がって卵や幼虫を抱えています。)

T130921-09

T130921-09

T130924-13(SIMSMA01043 宿主クロオオアリ)には、トゲアリの働きアリはいず(死体がある)、クロオオアリの働きアリが14匹います。繭が3個ありますが、卵と少なめの数の幼虫がいます。(※トゲアリの働きアリは1匹だけです。卵や孵化したばかりの幼虫がたくさんあります。繭が2個ありますが、下記「7月・8月の記録」のクロオオアリの繭と思われます。)

T130924-15(NESTCON01001 宿主クロオオアリ)には、トゲアリの働きアリが11匹と、繭1個と、少ない数の幼虫と卵があります。クロオオアリの働きアリは、30匹程度います。(※トゲアリの働きアリは11匹のようです。たくさんの卵や孵化したばかりの幼虫がいます。)

T130924-15

T130924-15

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