仮称「ミシマアリ」のコロニーに女王アリがいた

昨年(2015年)の11月4日、電力引き込み塔に設置されていたもう使っていない配電盤を取り外していた時、中型のアリのコロニーを見つけました。人工的なプラスチックの中に巣がありました。

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2015年11月4日撮影

このアリは、木を伐採した際に、木の中の空洞に棲んでいるところを何回か見ていましたが、種名はまだ特定できていません。特徴としては、腹柄節が1節で、働きアリの大きさにかなりの差があります。ここでは、同定できるまで仮に「ミシマアリ」と名付けます。
採集した時、体が大きいアリが何匹かいましたが、それらを大型の働きアリだとすれば、他にそれらより更に大きな女王アリがいるはずでした。しかし、そのような大きさのアリは見つけられませんでした。そこで、採集したアリたちの中に女王アリが含まれているかどうかについては、確証が持てないでいました。

ところが昨日、実体顕微鏡を覗いていると、繭がありました。

繭がいくつか見られる

繭がいくつか見られる

更に、卵があることに気づきました。

卵があった

卵があった

卵があると言うことは、女王アリがいると考えられます。そこで更に調べてみると、翅を落とした跡がある個体を見つけました。

翅を落とした跡がある

翅を落とした跡がある

これが仮称「ミシマアリ」の女王アリです。大きな働きアリとあまり大きさに差がありませんでした。これまで、女王アリが発見できなかったのは、肉眼で見ていたからのようです。

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  1. ピンバック: ミシマアリ やっと羽化 | anttech.jp

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