庭の外にクロオオアリの巣

今日、7月6日の岡山の最高気温は35.2℃でした。14時半から15時頃にかけて、6月14日のブログ〈クロオオアリの行動範囲とアリの「高速道路」〉で触れているコンクリートの道を見ましたが、クロオオアリの姿はありませんでした。1日で最も暑かったと思われる時間帯であり、その上、この「高速道路」には日かげがないため、クロオオアリは庭の外にある主要なえさ場には行かずに、そのほとんどが巣の中に留まっていたのでしょう。
庭の外の以前クロオオアリの姿を見た道とクヌギの木を見ても、クロオオアリの姿はありませんでした。

ところが、ほんの少し先を歩いていると、クロオオアリの姿がありました。何かの塊に食いついています。その塊はカブトムシの体の一部でした。

カブトムシに食いつくクロオオアリ

カブトムシに食いつくクロオオアリ

このカブトムシは雌で、腹部が無くなっていましたが、まだ触角が動いていました。その近くに前ばねの一部のようなものがありました。このカブトムシは、どうやら鳥に襲われたようです。まだ、かすかに生きているのですから、先ほど襲われたのでしょう。近くを見ると、雌のカブトムシの死骸が更に2体、雄のカブトムシの死骸が1体、雌雄のクワガタムシの死骸がそれぞれ1体ずつありました。

雌のカブトムシ

雌のカブトムシ

雌のカブトムシ

雌のカブトムシ

雄のカブトムシ

雄のカブトムシ

雄のクワガタムシ

雄のクワガタムシ

雌のクワガタムシ

雌のクワガタムシ

自宅の庭の横の道から、このクロオオアリがいる場所までの途中には、クロオオアリはいませんでしたので、このカブトムシに食いついているクロオオアリは、自宅の庭からやって来たクロオオアリではないように思えました。そこで、カブトムシの体の一部を銜えて立ち去るクロオオアリの後を追ってみました。

白っぽいものを銜えている 帰路らしい

白っぽいものを銜えている 帰路らしい

案の定、自宅の庭に向かう山道ではなく、林の中へ入っていきました。しばらくは追いましたが、茂みの中のため追いきれませんでした。

林の茂みの中へ入っていった

林の茂みの中へ入っていった

巣の場所は見つけられませんでしたが、近くにクロオオアリの巣がありそうです。もしそうならば、庭の外の自宅の極く近くに、庭のクロオオアリとは違う巣があることになり、新たな発見になります。
そこで、そのことを確かめるために、次のようなことをしてみました。
午後4時前には、以前と同じようにクロオオアリが「高速道路」を盛んに行き来するようになっていましたので、1匹捕まえました。大型の働きアリでした。それから、先ほどのクロオオアリがいたカブトムシの死骸の所へ行き、死骸ごとクロオオアリを捕らえました。中型の働きアリが2匹でした。

左右それぞれの場所のクロオオアリ

左右はそれぞれの場所で捕ったクロオオアリ

次に、これらの働きアリを一緒にしてみました。激しく咬み合うことはありませんでしたが、カブトムシの死骸の所にいた1匹の働きアリが、庭にいた大型の働きアリに、時々、一方的に、攻撃を仕掛けていました。

一方的に攻撃を仕掛けているところ

一方的に攻撃を仕掛けているところ

これで、両者は別のコロニーに属していることが実証されたわけで、庭の外の自宅に極く近いところに、クロオオアリの巣があることが分かりました。これは、待望の大発見です。

参照ブログ:「近くにクロオオアリを探して」(2016年5月7日)

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