5月22日の「移植」後

5月22日に自宅の庭に「移植」したクロオオアリは、その後無事にコロニーを形成したのでしょうか。
室内で飼育している同じ日に採集したクロオオアリのコロニーでは、羽化が始まって10日以上が経っています。「移植」で生き残っているとしたら、もうそろそろ働きアリが地上に出て来ているはずです。
「移植」からほぼ2ヶ月後の7月20日、巣があるはずの10ヶ所を見ている内に、小さな体格のクロオオアリの働きアリを見つけました。この大きさから、この働きアリは、創巣期に生まれた働きアリだと分かりました。
その働きアリは、巣があると思われる近くのブルーベリーの木に上っています。蜜を与え、帰路を追って巣の場所を探すことにしました。

ブルーベリーの木の葉に蜜を載せた

やがて木から下りて、巣に帰っていきました。

巣口から入ろうとしているところ 腹部が蜜でぱんぱんに膨れている

この巣はシリアル番号のBH17037でした。
暫くして、もう一つ別の巣に戻るクロオオアリの働きアリがいました。

BH17039の巣 巣口は写真には写っていないが右方向にある

結局、「移植」後に明らかに生き残っているのが確認できたのは、以上の2コロニーだけでした。その他のコロニーも生き残っていればよいのですが、それにしても、初めて試行した結婚飛行直後のクロオオアリの女王アリを用いての「移植」が、少数にしろ成功したことは画期的なことです。

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