2017年度 オオアリの死亡率と子育て成功率

2017年に採集したクロオオアリとムネアカオオアリの女王アリの死亡率と子育て成功率をまとめてみました。
ここで言う子育て成功率とは、ある決まった定義はないのですが、ある期間までに働きアリが1匹でも誕生したコロニーの割合とします。

サンプル:
5月20日・21日 蒜山高原採集 クロオオアリ31匹 ムネアカオオアリ4匹
5月30日 駒ケ根市内採集   クロオオアリ158匹 ムネアカオオアリ48匹
計:クロオオアリ189匹 ムネアカオオアリ52匹

飼育環境:
◎ 小型のふた付き透明カップの中にカット綿を敷き、常に湿った状態(結露などで透明カップの側面等が湿る程度)を保ちます。
◎ 糖分等の餌は与えず、水だけを摂取する状態にしておきます。
◎室温での飼育となります。

調査日:7月31日

〈クロオオアリの場合〉
死亡率:12%
子育て成功率(死亡した個体数を含む):72%
子育て成功率(死亡した個体数は含まない):82%

〈ムネアカオオアリの場合〉

死亡率:6%
子育て成功率(死亡した個体数を含む):75%
子育て成功率(死亡した個体数は含まない):80%

※注 実際に採集した女王アリの数はサンプル数よりも多く、子育てが順調な個体をお分けしたりしていますので、わずかですが死亡率は少し下がり、子育て成功率は少し上がると考えられます。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください