3月20日のブログ「クロオオアリの啓蟄」で取り上げたF巣を見ると、巣口が大きく開けられていました。周りには、掘り出した土が置かれていました。
特筆すべきは、F巣に関しては、かつてこれほど大きく巣口が開いたことはなかったと言うことです。
そもそも、このクロオオアリのコロニーは、シリアル番号がNESTCON02005で、2013年の6月17日に採集した新女王アリのコロニーです。2016年の4月12日に庭に「移植」しました(詳しくはこちら)。コロニーの創設から間もなく6年になります。
穴の中を覗いて見ると、
頭部を外に向けてじっとしているクロオオアリがいました。
ところで、その巣口から少し離れた場所にも穴がありました。やはり、穴の周りには掘り出された土が置かれていました。
このもう一つの小さな穴も、同じクロオオアリのコロニーの巣穴だとは思うのですが、辺りにクロオオアリの姿はなく、確かめられませんでした。