「移植」に成功していたS/N:B15017のコロニー(2)

その後7日から9日までは自宅を離れ、10日は終日雨でしたので、この巣口の観察はしませんでした。11日になり、再び水耕栽培をしているイチゴの苗にクロオオアリが来ていました。早速蜜を与えてみました。

4月11日12時31分撮影

やがて帰路につき、後を追ってみると6日に観察した同じ場所で芝生の奥へ入っていきました。6日に芝生を部分的に刈ってはいましたが、そのすぐ東側の芝生を刈っていない辺りでした。
しばらくして、巣穴があると思われる辺りからクロオオアリが現れました。後を追ってみると、イチゴの苗へ行き、先程与えた蜜を吸い始めました。おそらく、このアリは先程蜜を吸って巣へと帰っていった同じアリだと思われます。その後、今回も、巣穴があると思われる辺りで芝生の奥へ入っていきましたので、巣穴を確認できませんでした。
そこで、6日に刈った芝生の東隣を更に刈り広めました。

芝生を東側へと更に刈り広めた

3度目にイチゴの苗にやってきたのを観察したのは、13時40分頃でした。しばらくして巣に戻ってきましたが、芝を刈り広めていたにも関わらず、今度も巣穴が特定できませんでした。

芝生の奥へと入っていったが、巣穴は確認できなかった 14時00分撮影

そこで、更に芝を刈り広めました。

更に芝を刈ると穴が現れた

すると、大きめの穴が見えてきました。ひょっとするとこの穴がこのクロオオアリのコロニーの巣口なのかも知れません。
4度目にイチゴの苗に現れたクロオオアリの帰路を追ってみると、案の定、この大きめの穴の中に入っていきました。

クロオオアリが大きめの穴に入っていくところ 14時31分撮影

ところで、ここまでは1匹のクロオオアリが往復していると思っていましたが、そうではなかったのかも知れません。穴の中に入っていくのを見届けた直後に、イチゴの苗を見ると、そこにもクロオオアリがいたのです。

14時33分撮影

つまり少なくとも2匹は、イチゴの苗のところにやってきているのです。今度は、このクロオオアリの帰路を追ってみました。すると、4度目に観察したクロオオアリと同様に、やはり同じ大きめの穴に入っていきました。

14時55分撮影

これで、ここにもクロオオアリの巣があること、そして巣口の特定もできたことになります。
このS/N:B15017の巣のことを、これからはK巣と呼ぶことにします。
ところでこのK巣ですが、コロニーの規模は小さいと考えられます。コロニーの規模が大きい場合は、仲間を案内して蜜場へと向かうのですが、このコロニーのクロオオアリは、いつも単独行動だったからです。昨年、「移植」した時は、そこそこ大きめのコロニーでしたが、成員が減少してしまったようです。

翌日のK巣の巣口の様子 大きめのクロオオアリが巣口でじっとしていた 巣口のすぐ外には、少しだが土粒が運び出されていた 4月12日撮影
今回のブログの舞台全景 手前の岩の上に水耕栽培のイチゴの苗がある 左手には花壇があり、その更に左後方に桜の木の大きな切り株がある その切り株のすぐ手前にK巣があった イチゴの苗とK巣との距離は直線距離で6m弱

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