ミツバチの巣箱で「移植」

4月22日・23日に引き続き、三度クロオオアリを「移植」することにしました。これまでの移植では、クロオオアリやムネアカオオアリにしてみれば、いわば強制的に「移植」させられたのですが、今回は「自発的」な「移植」になるようにします。

移植するコロニー:B16021 (2016年6月11日に蒜山高原で採集した新女王アリのコロニー 当初から研究用アンテネストで飼育)

B16021 研究用に特別に作製したアンテネストで飼育してきた

この研究用のアンテネストが入る箱を用意します。箱の条件としては、風雨を防ぎ、遮光でき、箱の中が高温にならないもの、外界と出入りできる穴があること、そして簡単に中にアクセスできること、です。そんな条件を満たす箱を作ることもできましたが、ちょうど条件を満たす箱がありました。ミツバチの巣箱です。

ミツバチの巣箱に入れてシリコン栓を外したところ 2019年5月11日15時30分撮影
アンテネストに出入りしやすくするためにアクリルパイプに接して石を置いた 蜜を与え、大きめのプラスチックケースの中には水を入れた 15時35分撮影
蓋を閉めた状態 蓋には4箇所換気口が備わっている 15時37分撮影
直射日光が直接本体に当たらないようにカバーを被せた

このようにして、このコロニーのアリたちがどうするかを観察します。箱の中が気に入れば、3年間過ごしてきたアンテネストでの生活を捨てずに、このままずっと住み続けるかも知れません。そうなればそれでいいのですが、引越すれば「移植」したことになります。その際には、「強制的」な引越よりも、時間をかけて引越先としてより良い場所を探して新居を構えるかも知れません。そうなれば、それに越したことはないでしょう。

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