女王アリが出てきた

5月の24日と25日は、オオアリの新女王アリを採集しに出かけていたため、庭のクロオオアリの観察はできませんでした。最高気温は岡山市で、24日は31.6℃、25日は32.3℃でしたので、クロオオアリが結婚飛行を行うには十分な気温でした。ですから、もしかしたらこの2日の間に結婚飛行を済ませているかもしれないという心配がありました。
15時半頃、A巣の様子を見に行くと、たくさんの雄アリが巣口から出ていました。

15時35分撮影

どうやら結婚飛行はまだ行われていなかったようです。
23日までは巣口が確か2箇所のようでしたが、新たにもう一箇所から雄アリが出ていました。

赤丸の辺りからも雄アリが出てきていた

今日は18時頃まで、ずっと観察し続けることにしました。特に雄アリが飛び立つかどうかを見ることにしていました。
ところが、思いがけず、16時過ぎになって有翅女王アリが巣口から外へ出てきたので、女王アリも観察することにしました。

16時03分撮影

有翅女王アリはとても短時間で巣穴の中に戻っていきました。再び現れたのは16時14分で、3度目は16時42分でした。いずれも1匹でした。16時57分には、別の巣口(2つ上の写真の左側上方の巣口)からも1匹現れました。

16時57分撮影

この日最後に女王アリの姿を見たのは17時21分でした。

17時21分撮影

この写真には、働きアリが有翅女王アリにしているある行為が写っています。よく見ると、働きアリが女王アリの翅を咬んでいるように見えます。写真では分かりませんが、数匹の働きアリが、この女王アリの周りで何らかの働きかけをしていました。想像に過ぎませんが、巣に戻るように働き掛けていたのではないかと思います。
それから、10分ほどもすると、巣口の3箇所共に羽アリも働きアリもいなくなってしまいました。念のために18時にも巣口を見ましたが、やはり羽アリの姿はありませんでした。

この日は、結局のところ、有翅女王アリも含め羽アリは1匹も飛び立ちませんでした。
また、この日初めて有翅女王アリが巣口から外へ出てくるのを見ることができ、22日にははっきりしなかった有翅女王アリの存在が確認できました。

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