当然ことながら、ムネアカオオアリももう地上に出てきているはずです。本当にそうなのか探してみましょう。
確かに姿がありました。このムネアカオオアリは、腹部は膨らんでいません。よく見ると何かくわえています。帰宅してから実体顕微鏡で見ると、何かの幼虫のようです。
これは栄養価の高いタンパク源です。木の幼虫を狩りしたのでしょう。この木にとってムネアカオオアリは益虫ということになります。
地上を歩いているムネアカオオアリをたどって巣を見つけました。
かなり人工的な環境を巣にしています。
アリの誕生以来、ざっと1億年の歴史を打ち破るとても革新的な栖です。
ピンバック: 清水白桃を害虫から守るクロオオアリ | anttech.jp