途中止めになった結婚飛行

岡山市のアメダスによると、6月10日の最高気温は27.7℃(13時30分)でした。14時ごろA巣を見ると、羽アリが出ていないようでした。そこで、昨日に引き続き、今日も結婚飛行はないと思っていました。ところが、念のためにと思い、15時20分ごろA巣を見に行くと、複数の有翅女王アリが、地上を歩いていました。

15時22分撮影

隈無くその数を数えられたわけではありませんが、少なくとも10匹ぐらいはいたと思います。15時24分には、その中の1匹が飛び立ちました。
ところで天気の方は、14時ごろには良く晴れていたのですが、この時は既にどんよりと曇っていました。

15時27分撮影

15時32分になると小雨が降り始めました。そんな中ですが、巣から出てきた有翅女王アリの中には、飛び立たないまま、地上に残っているものもいました。

巣口のすぐ近くの清水白桃の幼木に登った有翅女王アリ 15時36分撮影

他方、巣に戻る女王アリもいました。

女王アリが飛び立った」で紹介しているもう一つのA巣の巣口 巣に戻ってきた女王アリ(中央下) 15時43分撮影

15時44分からは、小雨が雨に変わりました。
自分から巣に戻っていく有翅女王アリを上の写真の女王アリの他にも、もう1匹見ましたが、まだ巣の外にいる有翅女王アリたちは、この雨の中では飛び立てないと考え、地上と清水白桃の木から下りてきた合せて5匹の女王アリをフィルムケースに入れて巣口まで運びました。いずれも、何の躊躇もなくすぐに巣穴の中に入っていきました。その時、巣口の働きアリたちは、身体をぴくぴくと動かしていました。
巣口の外にいた有翅女王アリを人為的に巣に戻したこともあり、16時前後にはもう巣の外には女王アリはいなくなっていましたが、それでも、巣口から少しばかり外に出て、戻るものもいました。

少し外に出て、巣口に戻る有翅女王アリ 16時34分撮影

しかしたった1匹だけでしたが、思い切って外に出ていった有翅女王アリがいました。ただ、急に引っ返してきました。引っ返す瞬間に何があったかは分かりませんでしたが、雨粒が当たったのかも知れません。

急に引っ返してきた女王アリ 塊の下の方の腹部が写っているのがその女王アリ 16時37分撮影

この後、17時まで観察しましたが、上の2つの写真の巣口から出てくる有翅女王アリはいませんでした。
結局この日の結婚飛行は、途中で中断してしまったことになります。
ちなみに、17時から18時にかけては、1時間に3mmの大雨が降りました。

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