蛹化が始まる

6月21日のブログで、6月3日に採集したオオアリの卵が孵化し始めたことについて書きましたが、6月29日には、まだ全体としては少数ですが、蛹化が始まっているコロニーもありました。

クロオオアリの場合

繭が4個見える B200603-061
繭が3個見える B200603-086
繭が2個見える B200603-132
繭が1個見える B200603-174

ムネアカオオアリの場合

繭が3個見える R200603-037
繭が4個見える R200603-071
繭が2個見える R200603-134

孵化から僅かに1週間程度で蛹化したことになります。孵化までに半月程度かかったことを考えると、幼虫の期間はその半分程度で、とても短いことになります。
この期間の短さには、十分意味があるように思えます。卵が孵化するまでの期間は、大きなコロニーになってからも、変わりようがないように思えますが、幼虫の期間なら、母体からの栄養の与え方次第では短縮できるのでしょう。その代償としては、最初に生まれてくる働きアリたちの体は、かなり小さくなりますが、子育てや餌取りなどで、それらより大きめの働きアリと同じように働けます。蛹化から羽化までの時間も短縮できないとすれば、幼虫の期間を短縮することによって、より早く働きアリがいるコロニーになることができ、外から栄養を得ることができない女王アリ単独の期間を短くすることができるのでしょう。

1 thought on “蛹化が始まる

  1. ピンバック: 今年採集したオオアリの子育ての今 | anttech.jp

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