B200603-26跡にBM19032を移植

西塀に沿って移植した30コロニーの内、10コロニーについては、9月10日までの時点で生存が確認できていますが、その他のコロニーについては、生存の有無ははっきりとはしていません。しかし、B200603-26を移植したコンクリートブロックの穴の中を見ると、大きめに開けられたままの巣口を小型のアリが出入りしていました。そこで、この穴の中にアリの駆除剤を入れ、アクリル製の蓋を被せて、外部からクロオオアリなどの大型のアリが入れないようにしておきました。
9月13日、このコンクリートブロックの穴の中に、クロオオアリのコロニーのBM19032(2019年6月3日 香川県丸亀市採集)を移植しました。

BM19032
幼生虫が見られる
飼育器の蓋を開け、大きめのプラケースを被せている 9月13日13時13分撮影

飼育ケースはコンクリートブロックの穴の中には入らないので、工夫する必要がありました。飼育ケースを2つの穴にまたがるように置いて穴幅を塞ぎ、飼育ケースの右端面と大きめのプラケースの右端面を重ねて隙間を無くしました。こうすることで、左の穴の中へのみアクセスできるようになります。その穴がB200603-26を以前移植した穴です。
翌日(今日)には、飼育ケースからの引越が完了していました。私の意図通り、以前B200603-26を移植した穴の中へ引越したようです。

巣作りをしていた 9月14日16時36分撮影

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