トゲアリの様子 2020年10月

前回飼育中のトゲアリの様子について触れたのは、今年の5月29日(「外勤が少ないトゲアリ」「5月29日のクロオオアリとトゲアリの幼生虫」)でした。それから5ヶ月弱経った10月15日の様子を記録しておきます。

T130921-09(2013年10月3日クロオオアリのコロニーに寄生開始)
トゲアリの女王アリを2013年9月21に採集し、同年10月3日にクロオオアリの巣S/N:NESTCON01030(2011年6月8日に新女王アリを採集)に侵入させました。

幼虫がいます。1個だけですが繭がありました。卵は見当たりませんでした。

T140906-03(2014年9月10日ムネアカオオアリのコロニーに寄生開始)
トゲアリの女王アリを2014年9月6に採集し、同年9月10日にムネアカオオアリの巣S/N:NESTCON01027(2012年6月14日に新女王アリを採集)に侵入させました。

こちらも幼虫がいます。卵と繭は見当たりませんでした。

T140906-40(2014年9月11日クロオオアリのコロニーに寄生開始)
最も良く繁栄しているコロニーです。トゲアリの女王アリを2014年9月6日に採集し、同年9月11日にクロオオアリの巣S/N: NESTCON01024(2012年6月14日に新女王アリを採集)に侵入させました。

こちらも幼虫がいます。卵と繭は見当たりませんでした。

T180919(2018年9月22日クロオオアリのコロニーに寄生開始)

※霞んで見えるのは人工巣の壁面のアクリル板が汚れているためです

こちらも同様に、幼虫がいましたが、卵と繭は見当たりませんでした。
ところで、このコロニーは、2018年9月19日に採集したトゲアリの新女王アリを、同年の9月22日にクロオオアリのコロニー(S/N:B15002 女王アリを2015年5月15日採集)に寄生させたコロニーです。今年の5月29日の時点では、クロオオアリがまだたくさんいましたが、今は2匹しか見当たりませんでした。

巣の中にいたクロオオアリ

巣の中に1匹と、巣の外に1匹いました。この5ヶ月弱の間に多くのクロオオアリの働きアリが死んでいったことになります。このクロオオアリたちは、遅くても2019年の6月生まれ(羽化)と考えられますので、この2匹は、1年と4ヶ月以上に渡って生きていることになります。
5月29日には、巣の外には、ほぼクロオオアリの働きアリばかりでしたが、10月15日には、巣の外の1匹のクロオオアリ以外は、全てトゲアリの働きアリでした。

巣の外(人工巣の外、人工巣は小型の水槽の中にある)の様子

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