庭に移植した新女王アリの内、1コロニーで2匹が羽化

今年の5月23日に蒜山高原で採集したクロオオアリの新女王アリのコロニーの羽化が進んでいます。現在33コロニーを飼育していて、昨日7月13日の夕刻の時点で、働きアリの平均的な匹数は3.15匹となっています。働きアリが最も多い6匹のコロニーは2巣、まだ羽化していないコロニーは4巣です。
そこで、気になっているのは、蒜山高原で採集した翌日にコンクリートブロックの穴の中に移植した17匹の新女王アリのコロニー(内1匹は死亡)です。
5月26日のブログでは、「BH20210523-06とBH20210523-07は、この日もまだ地中に潜ってはいませんでした」と書きましたが、5月28日になって、BH20210523-06は土を掘り始めたのを確認しています。その後コンクリートブロックの穴を塞いでいたアクリル板は外し、ベニヤ板のみで穴を塞ぎました。今日そのベニヤ板の蓋を一瞬外して中の様子を見たのですが、1箇所を除いて働きアリの姿はありませんでした。
その1箇所は、地中に最後までもぐろうとしなかったBH20210523-07で、働きアリが2匹いました。

庭に移植していたBH20210523-07の様子 7月14日10時43分撮影

BH20210523-07が無事に生存していたのは、少し意外でした。地中にもぐった新女王アリのコロニーも無事であれば良いのですが。

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  1. ピンバック: 移植コロニーの7月の生存確認 | anttech.jp

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