2種のオオアリの家族

7月3日にまだ成虫がいないクロオオアリの家族に、ムネアカオオアリの子どもを入れました。詳しくは7月3日のブログ「2種のオオアリが混在するコロニー」をご覧下さい。
この時、クロオオアリには、子どもが繭4個、幼虫13匹、卵14個で、加えたムネアカオオアリの子どもは、繭3個、幼虫20匹、卵8個でした。
7月18日には、最初の働きアリが生まれています。この働きアリはムネアカオオアリでした。
本日調べてみると、クロオオアリの働きアリが12匹、ムネアカオオアリの働きアリが10匹いました。また、繭4個、幼虫多数、卵わずかでした。

クロオオアリとムネアカオオアリが混在するコロニー

クロオオアリとムネアカオオアリが混在するコロニー

このことから、クロオオアリの女王アリは、巣の創設時において、ムネアカオオアリの子どもを受け入れたことがわかります。また、巣の創設時において、蛹が羽化する際には、わずかな間女王アリが羽化を介助するわけですが、最初に生まれた働きアリがムネアカオオアリであったことから、ムネアカオオアリの羽化を介助したことがわかります。その他には、7月3日から18日までは働きアリがいなかったのですから、クロオオアリの女王アリがムネアカオオアリの幼虫を育てたと考えられます。

以上から言えることは、巣の創設時において、クロオオアリの女王アリはムネアカオオアリの子どもを自分の子どもと同様に育てると言えます。また、異種(クロオオアリとムネアカオオアリ)でも、同じ巣で成虫になれば一つの家族になれることがわかります。

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