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敵わなかった引越?

人工巣箱に自然入居したトゲアリT130921-09のコロニーのその後ですが、完全に通常の生活に戻れたようでした。引き続きアブラムシから甘露を集めたりしていました。

クリオオアブラムシから甘露を受け取る 7月23日17時5分撮影
小型のアブラムシ(未同定)から甘露を受け取る 7月23日17時7分撮影
小型のアブラムシの拡大写真

ところが今日8月1日、たくさんのトゲアリの働きアリが、先の引越以前によく見かけたクリの木の切り株まで下りてきていました。

クリの木の切り株の上 8月1日13時34分撮影
切り株の側面の覆いがある場所 小型のアリと戦っている働きアリがいた 13時36分撮影
切り株の側面の木の中に入る出入り口がある辺り 13時36分撮影
切り株の上部のベニヤ板の下 13時39分撮影

上の4枚の写真の一番上の写真を撮る際、働きアリが幼虫を咥えていることに気づきました。幼虫を咥えた複数の働きアリたちは、一定の方向へ歩いて行くのではなく、右往左往しているようでした。なぜこんなところに幼虫を運んできているのでしょう。そもそもどこから幼虫を運んできたのでしょう。
しばらく観察していると、幼虫を咥えて人工巣箱へと向かう働きアリを複数見かけるようになりました。

直下に人工巣箱がある 13時45分撮影
幼虫を咥えて人工巣箱に到着した上の写真とは別のトゲアリ 13時46分撮影
また別のトゲアリ 13時49分撮影
別のトゲアリ 13時51分撮影

と言うことは、この幼虫はクリの木の切り株の中から運ばれてきたのでしょうか。しかし、先の引越・避難の際に、一部の群れが切り株の中に留まっていたとは考えられないのです。
しばらくすると、仲間を咥えて人工巣箱へと運ぶ働きアリも見かけるようになりました。

仲間を人工巣箱へと運ぶ働きアリ 13時53分撮影
巣穴に到着した 13時53分撮影

憶測に過ぎませんが、以前に巣にしていた切り株の中へ、人工巣箱から引越しようとしていたのかも知れません。ところが、切り株の中に小型のアリがいて(途中から入ってきた?)、引越を諦めたとも考えられます。
蜜を与えてみましょう。そうすれば、巣から出て来ている働きアリたちが、切り株の中へ帰って行くか、人工巣箱へ帰って行くかで、どちらを巣にしているかが分かります。

蜜を与えた 14時22分撮影

案の定、蜜を吸ったトゲアリたちは、迷うことなく人工巣箱へと帰って行きました。

蜜を吸って人工巣箱へと帰ってきたトゲアリ(上) 14時27分撮影

更にバッタを与えてみました。

14時28分撮影

はやり、分解したバッタの躯体の一部を人工巣箱へと運んで行きました。

バッタの肢を人工巣箱へと運ぶ働きアリ 14時33分撮影
バッタの腹部を人工巣箱へと運ぶ働きアリ 14時52分撮影

人工巣箱の中を巣にしているようです。

昨年交尾直後に移植したBH210523-03がコロニーを作っていた

昨年の5月24日、前日に蒜山高原で採集したクロオオアリの新女王アリを17匹、庭のコンクリートブロックの穴の中に移植しました。移植したのは、BH210523-01からBH210523-17までの17匹でした。ですが、今ではその全てが死んでしまったと思っていました。
8月1日、ブドウ園で芝刈りをしている時、もう不要となったと思い、コンクリードブロックを撤収していると、コンクリートブロックの穴の下方から、クロオオアリが出て来ました。中には、幼虫を咥えている働きアリもいました。直ぐにコンクリートブロックを元の場所に戻しました。それから、コンクリートブロックの穴から飛び出していた働きアリを捕らえて、コンクリートブロックの上で放ちました。

巣は上部のコンクリートブロックの穴の中にある 8月1日9時48分撮影

コンクリートブロックを元の位置に設置後、コンクリートブロックの周りに真砂土を敷き、小型のアリなどが、コンクリートブロックの中に進入し難くなるようにしました。

巣があるのは、手前1つ目の穴の中 10時11分撮影

このコンクリートブロックの穴に移植していたのは、BH210523-03でした。このコロニーが、どの程度の大きさになっているのかは分かりませんでしたが、このコロニーと同世代で、採集場所も同じコロニーを複数飼育していますので、その中の1つのコロニーを挙げておきます。

自然環境はかなり厳しいので、野外のコロニーはこの飼育コロニーの規模よりも小さいかも知れません。

トゲアリに雄アリが生まれていた

大家族になっているトゲアリT140906-40(直近の記事3月12日)のコロニーで、7月29日、雄アリが多数誕生していました。

7月29日20時27分撮影
7月29日20時28分撮影

飼育下でトゲアリの羽アリが誕生するのは、かなり珍しいことのように思います。有翅女王アリはいないようです。

B15099(O巣)が生存していた

クロオオアリの移植コロニーB15099(O巣)は、昨年の7月11日に巣口が移動していたことについて触れていますが、今年になっては生存が確認できていませんでした。
7月23日、庭で蜜の給餌をしていて、あるクロオオアリの帰路を追っていると、巣口に辿り着いたのですが、そこはO巣があった近辺でした。

赤丸の場所に巣口があった 7月23日17時0分撮影

この場所を昨年の7月11日に撮影した写真で見ると、昨年巣口が移動した元の場所の東(写真では右)よりの上方のコンクリートブロックの隙間です。

昨年巣口が移動する前の場所は写真中央下方の土が見える場所 2021年7月11日撮影

B15099の生存を最後に確認していたのは、記録の限りでは昨年の8月ですから、ほぼ1年間生存が確認できていなかったことになります。観察不足であったとも言えますが、こんなこともあるのでしょう。

女王アリの羽化がほぼ完了 B15006

クロオオアリのコロニーのB15006で女王アリの羽化が始まったのは、6月30日でした。昨日7月22日には、女王アリの繭は1個のみとなっていました。ほぼ女王アリの羽化が終わったようです。

最後の1つだけとなった女王アリの繭 7月23日10時42分撮影

今日は7月23日ですから、今はもう今年の結婚飛行はすっかり終わっています。やはり、クロオオアリの有翅女王アリは、およそ1年間親巣の中で暮らすのでしょう。

有翅女王アリの数が多く数えられない 7月23日10時43分撮影

ちなみに、まだまだ卵が多数ありました。これからもコロニーが大きくなりそうです。

卵が多数見られる 7月23日10時44分撮影

※追記
7月25日に女王アリの羽化が全て完了しました。

B16018の置き去りにされた幼生虫をBO20210609に託す

B16018が幼生虫を残して引越してしまいました。そこで、その幼生虫を生かしたいと思います。
BO20210609は、昨年の6月9日に庭で採集したクロオオアリの女王アリです。子育てはできたのですが、働きアリが1匹になっていました。また、卵を産んではいますが、卵が散乱したり、死んでいる状態です。

BO20210609 7月22日17時10分撮影
卵が散乱している 17時11分撮影
卵が死んでいる 17時11分撮影

このBO20210609を、幼生虫がいるB16018のアンテネストの中に入れました。

BO20210609をB16018のアンテネストの中に入れた直後 17時17分撮影

そして、しばらくして既存の巣穴から土の中へと誘導しておきました。
翌日7月23日、女王アリと働きアリが、アンテネストの底の空間に移動していました。幼生虫の世話を始めているようです。

アンテネストの底の空間 幼生虫の世話をしているようだ 7月23日10時45分撮影

※追記
7月28日に観察したところ、女王アリと働きアリが死滅していました。また、幼生虫も確認できませんでした。死因は不明です。

B16018が幼生虫を残して引越

7月13日に庭に移植したB16018が、7月22日、既に引越を済ませているのがわかりました。

写真に写っている飼育器アンテネスト上のクロオオアリは大型ではないが、巣箱の巣門近くには大型のクロオオアリが数匹いた 7月22日9時3分撮影
9時5分撮影

小型のアリ(オオズアリ)がいて、幼虫を運んでいました。アンテネストの中にも小型のアリが入っていました。ただ兵隊アリは来ていませんでしたし、小型のアリの個体数はそれほど多くはありませんでした。

幼虫を運ぶ小型のアリ 9時7分撮影
アンテネストの中へ出入りする小型のアリ 9時7分撮影
小型のアリはアンテネストの底までやって来ていた 9時10分撮影

アンテネストの底を下から見ると、幼生虫がいました。

むき出しになった蛹がいる 9時28分撮影

幼生虫の全てではないように見えるのですが、幼生虫を置いたまま引越したことが分かります。恐らく何者かに巣を襲われたのでしょう。それにしても、クロオオアリの死体は全くありませんでした。
7月20日には、アリたちがまだアンテネストの中にいましたし、今日、小型のアリがまだあまり来ていなかったことを考えると、21日辺りに引越をしたのでしょう。引越先が何れ分かればと思います。

T130921-09が人工巣箱に自然入居

一昨日の7月15日、今年庭に移植したトゲアリT130921-09の異変に気づき、仮と思える避難場所を確かめることができましたが、その翌日の7月16日、T130921-09のために人工巣箱を設置することにしました。
以前T140906-03が人工巣箱に自然入居しましたので、T130921-09も人工巣箱に自然入居するかも知れません。T140906-03の場合は、結局人工巣箱に棲み続けることはできませんでしたが、その主な原因は、巣箱を地上に直に置いていたからだと考えています。そのため、小型のアリに襲われたようです。
そこで、今回は、人工巣箱を空中に吊るすことにしました。ロープで人工巣箱を上から吊るし、斜め下方向に3本のロープで固定しました。それから、落ちずに枝に掛かっていたトゲアリがいる落ち葉を巣箱の上に載せました。

7月16日15時29分撮影
7月16日15時30分撮影

次の日の7月17日、人工巣箱を見ると、巣箱の出入り口の穴を出入りする働きアリがいました。しかし、巣箱の上の落ち葉の中には、数が少なくなったようには見えましたが、まだトゲアリがいて、枝のトゲアリの塊の方は、変化がないようでした。

巣箱に入って行くトゲアリ 7月17日10時54分撮影
枝のトゲアリの塊 7月17日14時58分撮影

そして今日7月18日、巣箱の上の落ち葉の中のトゲアリがいなくなっていて、巣箱の出入り口付近には、巣を守っているかのような働きアリがいました。また、枝の塊も無くなっていました。

巣穴付近の様子 7月18日14時46分撮影
枝のトゲアリの塊がなくなっていた 7月18日14時46分撮影

クリの木の葉には、甘露を求めてトゲアリが来ていました。いつもの光景です。

7月18日14時47分撮影

巣箱の上の落ち葉の中にいたトゲアリが、先ず初めに人工巣箱に移動し始め、その後でか並行してか、それらのトゲアリに誘導されて、枝で塊を作っていたトゲアリも人工巣箱に移動したのでしょう。分散していたトゲアリのコロニーが人工巣箱の中で一つにまとまったのでしょう。
そのことを確かめたいと思い、甘露を集めに行く通路の途中の枝に蜜を垂らして、蜜を飲んだ後、何処へ帰って行くかを観察することにしました。

蜜を飲み始めた 7月18日14時50分撮影
人工巣箱を吊るすロープを伝って下りてきた 14時55分撮影
人工巣箱に入って行った 14時56分撮影

T130921-09のコロニーは、やはり人工巣箱の中に引越したのでしょう。その後、次第に多くのトゲアリが、巣箱と蜜のある枝の間を往復するようになりました。

15時7分撮影

それからほぼ1時間後に見ると、巣口を守っているのでしょう、巣口の周りの働きアリが増えていました。

複数の働きアリが巣口を守っているようだ 7月18日16時13分撮影

R200603-007のその後 7月16日

今年の4月22日に庭に移植したムネアカオオアリのコロニー(B200603-007)については、5月9日に生存を確認しています。それ以後、働きアリが移植用の巣箱を出入りするところを見ていませんでした。

7月16日9時34分撮影

7月16日、少し心配しながら、開閉式の観察窓から中を覗いて見ると、女王アリと働きアリがいました。
更に観察するために、巣箱を支柱から外し、屋内に持ち帰り、巣箱の蓋を外しました。働きアリの数を数えると13匹いました。また、卵が多く見られましたが、幼虫や繭はありませんでした。
4月22日の移植時よりも随分、働きアリの数が少なくなっています。

移植時4月22日のR200603-007
7月16日のR200603-007 幼生虫は卵のみ

R200603-007と同じ日に同じ場所で女王アリを採集したムネアカオオアリのコロニー(R200603-003)の今の様子と比べると、あまりにも大きく違っています。

R200603-003の今

自然界で生存して行くことの厳しさが良く伝わってきます。
蜜を与え、それとは別に今後蜜を与えやすくするためにアクリル製の小さな容器を巣箱の中に入れました。小さな蛾も与えましたが、幼生虫が卵だけだからでしょうか、関心を示しませんでした。

巣箱の中で蜜を与えた
以後方形の容器で蜜を与える 左上方に蛾を与えているが関心がないようだ

この巣箱に透明のプラスチックの蓋を新たに付け加え、その蓋の上にこれまでの木製の蓋を被せました。こうすることで、木製の蓋でこれまで通り日光を遮り、その木製の蓋を外すせば、プラスチックの蓋をしたまま、巣箱の中が見られるようになりました。

巣箱は元の支柱に取り付けました。

巣箱本体と木製の蓋の間にプラスチック製の蓋を挟んでいる

移植トゲアリT140906-03の滅亡

昨年庭に移植したトゲアリT140906-03のコロニーが、避難場所として自然入居した人工巣箱から姿が見えなくなって以来、その女王アリの生存が確認できていなかったのですが、今日7月16日、残念なことですが、その遺体を確認しました。
杭の下方に設置したままにしていた人工巣箱を屋内に持ち込み、巣穴を見ていると、何か黒光りするものが穴の中にありました。そこで、ピンセットで取り出すと、トゲアリの死体でした。死体は大小2体でした。

穴の中に何か黒く光るものがある
大小2体のトゲアリ 7月16日9時55分撮影

大きな方はトゲアリの女王アリのようです。女王アリT140906-03は、右中脚と右後脚が基節からありませんでした。この遺体は正にT140906-03です。

6月8日撮影

T130921-09の異変・避難

7月15日、移植トゲアリのT130921-09の様子がおかしいことに気づきました。つい先日まで、活発に活動していたのですが、巣があるクリの木の切り株辺りにトゲアリの姿がありませんでした。傾斜地の上側から見ると、巣口があると思われる辺りにトゲアリの死体が複数付いていました。

巣口近く 既に死んでいるトゲアリの働きアリ 7月15日9時14分撮影

クリの木の切り株の近くの芝地には生きている働きアリがいました。

9時15分撮影

芝地にいるということは、これまではほぼないことでした。やはり何か異変があったのでしょう。
クリの木の枝を見ていると、トゲアリが塊を作っているのが見えました。

枝にトゲアリの塊があった 9時18分撮影

巣を何者かに襲われ、ここに避難してきたのでしょう。別の枝にもトゲアリの塊がありました。こちらの方は、個体数は少ないようでした。落ちずに枝に掛かった落ち葉の中にいるようです。

落ち葉の中にいるようだ 9時21分撮影

切り株の下の方を見ると、小型のアリ(トビイロシワアリ)がたくさんいました。このアリが、トゲアリの巣を襲ったのでしょう。

切り株の下には小型のアリがたくさんいた 9時22分撮影

芝地の上に、落ち葉に集まっているトゲアリを見つけました。先程の枝に付いていた落ち葉とは別の落ち葉です。このトゲアリたちは、落ち葉に乗ったまま枝から落ちたのでしょう。

9時25分撮影

落ち葉のまま、このトゲアリたちを枝のトゲアリの塊の近くにそっと置きました。

9時27分撮影

3月31日以来の生存を確認 B16015

7月13日、今年の3月31日に生存を確認して以来、その生存が確認できていなかったクロオオアリB16015のコロニーの生存を確認することができました。家屋に近い踏み石の近くの芝地を歩いていたクロオオアリに蜜を与えてその後を追ったところ、B16015の巣( N巣)に辿り着きました。

写真中央辺りの芝地で蜜を与えた
コンクリートブロックの穴の中に入って行った 16時6分撮影

但し、クロオオアリが戻った場所は、これまでに観察していた箇所(上から2段目下)ではなく、その一段下(上から3段目)のコンクリートブロックの穴の中でした。

これまでは上から2段目下に巣口があった 写真下のコンクリートブロックの左の穴の奥に巣口がありそうだ

巣口の場所が変わることはよくあることです。今回も巣口の場所が変わっていました。

B16018を移植

B16018は、2016年6月11日に新女王アリを道の駅蒜山高原(岡山県)で採集したクロオオアリのコロニーです。B16018は、元々「新女王アリの最初に掘る巣穴を調べる(1)(2)(3)」ために、採集後すぐに巣作りが観察できるよう、創巣期用に少し小型にしたアンテネストで飼育を始めたコロニーです。ちなみに、この時、同様に飼育を始めたB16013は、既に2019年6月8日に庭に移植し、今も生存しています。

B16018を飼育しているアンテネスト 7月13日10時8分撮影
底から見た様子 卵が見える 10時10分撮影
底から見た様子 繭も多数ある ただ小型の繭が多い 10時10分撮影

B16018は、良く繁栄はしていますが、既にこの飼育容器では巣を拡張することができなくなっています。給餌もし難くなってきましたので、庭に移植することにしました。
ニホンミツバチ用に製作した簡易な待ち箱を池のほとりに置き、その中にアンテネストを入れて、飼育器上部のシリコン栓を外し、待ち箱に蓋をしました。

ニホンミツバチ用の待ち箱にアンテネストを入れた 10時18分撮影
シリコン栓を取り外すと直ぐにアンテネストから働きアリが出て来た 10時19分撮影
待ち箱からも直ぐに働きアリが出て来た 10時20分撮影

以後もかなりの数の働きアリが待ち箱から出て来ました。
午後には、コンクリートの隙間で巣作りを始めた働きアリも見受けられました。ただ、僅かな数の働きアリが巣作りをしているようで、引越先がそこに決まったようではありませんでした。

巣作りの活動が僅かに1個所で見られた 13時51分撮影

近くのバナナを植えている芝地にも働きアリが来ていましたので、そこにある岩に蜜を垂らして、蜜を飲んだ後、何処に帰って行くか調べようとしたのですが、蜜を飲もうとしませんでした。新居探し中なのでしょう、このような時には蜜は飲まないようです。

蜜を垂らしたが、飲もうとはしなかった 17時32分撮影

トゲアリT130921-09のその後 7月13日

以下の写真は、今年の2月14日に庭に移植し、4月12日にクリの切り株へ引越したトゲアリのT130921-09のコロニーの7月13日の様子です。

アゲハチョウを与えた 7月13日9時15分撮影
同上 9時23分撮影
反対側から見ると 紙粘土と切り株との隙間に出入り口がありそうだ 9時24分撮影
上の写真の出入り口の下にはトゲアリの死体があった 14時1分撮影
アゲハチョウが解体されていた 14時13分撮影

11歳女王アリのコロニーを再生

B120614-03は、2012年の6月14日に長野県の駒ヶ根市で採集したクロオオアリの女王アリのコロニーです。このコロニーの成員が、今年になって短期間に大量に死亡して、7月9日の時点で、女王アリの他は働きアリが1匹のみとなり、幼生虫は極く僅かになりました。

生き残ったのは大型の働きアリが1匹 7月9日10時45分撮影

この女王アリは、今年で結婚飛行10年目を迎えることになり、寿命としてはほぼ11歳になります。この女王アリの寿命も調べたいのですが、このままではコロニーが消滅して、女王アリの寿命に影響がありそうです。
そこで、クロオオアリの他のコロニーの繭をこの女王アリのコロニーに与えることにしました。

B200603-067のコロニー この中から繭を取り出す 7月9日10時45分撮影
取り出した繭 30個ある 10時55分撮影
繭を与えた 11時6分撮影

繭は、B120614-03に無事に受け入れられました。夜見ると、1匹羽化していて、こちらもB120614-03に受け入れられていました。

7月9日20時9分撮影

7月12日には、元からいた大型の働きアリを含め、働きアリが全部で6匹になっていました。

7月12日20時33分撮影

B16013(L巣)の生存を確認

2019年の6月8日に庭に移植し、その後6月18日に引越先を見つけたクロオオアリのコロニーB16013については、昨年の8月までは生存の確認がとれていました(L巣)。しかし、今年になってからは、生存が確かめられていませんでした。
鉄製の扉のレール沿いで見つけたクロオオアリの巣を観察しようとしていると、長イスにクロオオアリが1匹上ってきていました。

7月7日15時56分撮影

そこで蜜を与えたのですが、その帰路を追ってみると、鉄製の扉のレール沿いの巣ではなく、L巣に戻って行きました。

L巣 巣口は画面中央辺りにあるようだ 16時7分撮影

今後観察しやすくするために、巣口の廻りの芝生を刈っておきました。

16時16分撮影

クロオオアリの女王アリの羽化を撮る

6月30日に、クロオオアリのB15006で女王アリが誕生したことについて記していますが、6日までには20数匹の女王アリが誕生していました。

羽化した後の繭 7月6日11時13分撮影
羽化して間もない女王アリ 体色がまだ薄い 11時15分撮影

観察していると、女王アリの繭に複数の働きアリが集まっているのを見つけました。働きアリが女王アリの羽化を介助しているようです。

羽化を介助している 11時23分撮影

そのまま観察を続けました。

11時27分撮影
女王アリの頭部が見えている 11時29分撮影
羽化を了えた後の空の繭 11時43分撮影
体を覆う薄い膜を除去する働きアリ 11時45分撮影
翅が伸びる途中のようだ 11時47分撮影
翅がほぼ伸びたようだ 11時54分撮影
まだ仰向けになっているが、羽化がほぼ完了したようだ 11時57分撮影

下の写真中央の女王アリは、上記の女王アリではありませんが、羽が伸びた後もしばらくの間は、働きアリが女王アリの翅を咬んだり舐めるような動作をしていました。

12時1分撮影