移植」カテゴリーアーカイブ

移植2・3回目に新たな巣口

移植2回目(B200603-067)の巣口については、先日(5月19日)、コンクリートブロックの継ぎ目のある場所の少し西よりの平地に、新たに巣口ができていたことに触れていますが、7月2日、更にその新しい巣口から2m程西方の平地に新たに巣口ができていました。5月19日に見つけた巣口は既になくなっていました。

写真下方が西側 写真中央より少し下にクロオオアリが映っている 7月2日15時56分撮影
上方:巣口 下方:コガネムシ類の幼虫を捕らえている 7月2日15時59分撮影
巣口 7月2日16時0分撮影
コガネムシ類の幼虫を捕らえている 7月2日16時0分撮影

移植3回目(B200603-075)の巣口については、同じく先日(5月19日)、ミツバチの巣箱を置いていたすぐ横の花壇の岩で巣作りをしていたことに触れていますが、7月3日、その巣作りの場所から1m程東方の花壇の岩の近くで巣作りをしていました。巣口は2箇所ありました。5月19日に見つけた巣口は既になくなっていました。

写真の左右に巣穴から運び出された土粒が見える 7月2日16時0分撮影
この右の巣口の方が出入りが多い 7月3日16時42分撮影
左側の巣口 7月3日16時43分撮影
近くに蜜器を置いた 7月3日17時27分撮影
7月3日17時28分撮影

4回目の移植(BH18024)のその後(〜5/22)

5月4日に移植を開始したBH18024のその後を記録しておきます。

5月12日の様子

幼生虫がかなり少なくなっている
黒いプラ丸杭の横(巣箱から80cm)
五葉アケビの根元(巣箱から40cm)
移植巣箱から0.8m程離れたコンクリートブロックの穴での巣作りはしていなかった
上の写真の箇所から1.3m程離れたところにあるコンクリートブロックの穴でも巣作りはしていなかった
南フェンスの裏側でも巣作りはしていなかった

5月15日の様子

5月12日よりは少なくなっていた

5月16日の様子

黒いプラ丸杭の横の巣 オオズアリが出入りしていた
移植から12日後に引越が完了したようだ

5月19日の様子

溝沿いの場所(巣箱から1.4m)では巣作りが継続していた
黒いプラ丸杭の横では、クロオオアリの姿はなかった
5月12日同様に南フェンスの裏側で巣作りはしていなかった

5月22日の様子


溝沿いの場所(巣箱から1.4m)のみ巣作りが見られた

移植2・3回目のその後

今年になって、これまでにクロオオアリのコロニーを4回庭に移植してきました。
 1回目 3月25日 BH210523-37 くりぽろたんの横 21-250325巣
 2回目 4月21日 B200603-067 南斜面下 20-250421巣
 3回目 4月29日 B200603-075 西平面
 4回目 5月  4日 BH18024        ブドウ園
その内、2回目と3回目についてのその後を記録しておきます。

2回目:

最も多くの働きアリがいたコンクリートブロックの継ぎ目のある場所の少し西よりの平地に
新たに巣口ができていた 5月19日撮影

3回目:

移植を始めて15日経つが、どこからか仲間を運んでいる働きアリがいた。
すぐ右横のイワダレソウの中に入って行った 5月14日撮影
玄関前のこの割れ目から出入りするクロオオアリを見かけなくなった 5月19日撮影
上の写真と同じ日に、ミツバチの巣箱を置いていたすぐ横の花壇の岩で巣作りをしていた。
移植を始めて20日も経っている 5月19日

4回目の移植(BH18024)のその後(〜5/9)の様子

5月4日に移植を開始したBH18024のその後の様子です。

5月6日の様子

幼生虫はまだたくさん残っている 15時14分撮影
15時14分撮影
コンクリートブロックの穴とは反対の方向へ幼虫を運んでいる働きアリがいた 15時19分撮影
その働きアリの後を追ってみると、ミツバチの巣箱に近づいた 15時21分撮影
ミツバチの巣箱へと登って行った 15時21分撮影
この後ミツバチの巣箱へと入って行った 15時22分撮影
新たな巣作りの場所 五葉アケビの根元 移植巣箱に近い(巣箱から40cm) 15時22分撮影
昨日から巣作りが始まっていた南フェンス裏側の様子 15時27分撮影
上写真の巣口 15時29分撮影

5月7日の様子

五葉アケビの根元の巣作りの場所辺りで幼虫を運ぶ働きアリ 7時3分撮影
その働きアリを追って行くと、南フェンス裏側へと運んで行った 7時6分撮影
南フェンス裏側の様子 7時7分撮影
幼生虫はまだかなり残っている 17時1分撮影

5月8日の様子

幼生虫が大分少なくなっている 11時22分撮影
五葉アケビの根元 僅かに働きアリがいた 11時24分撮影
コンクリートブロックの穴 穴の中にもその周辺にもクロオオアリはいなかった 11時25分撮影
コンクリートブロックの穴 穴の中にもその周辺にもクロオオアリはいなかった 11時25分撮影
南フェンス裏側 僅かに働きアリがいた 11時27分撮影

5月9日の様子

幼生虫の数は前日とあまり変わらない 8時44分撮影
五葉アケビの根元 湿っている土があるので巣作りをしているようだ 8時41分撮影
新たな巣作りの場所が2つ 巣箱に近い黒のプラ丸杭の横と巣箱からより遠い黒のプラ丸杭の横
巣箱に近い黒のプラ丸杭の横(巣箱から80cm) 8時40分撮影
巣箱からより遠い黒のプラ丸杭の横 8時58分撮影
新たな巣作りの場所が2つ 溝沿いの場所(写真左上方 巣箱から1.4m)と写真左下方の茶色の場所(巣箱から3.4m)
溝沿いの場所 8時59分撮影
巣箱から3.4mの場所 8時59分撮影
南フェンス裏側 働きアリは僅かになったが巣作りをしていた 9時9分撮影

5月9日までに、8箇所で巣作りが見られました。これは引越先が定まっていないことを現しています。以下に記録した観察からも、引越先に迷いがあることが分かります。

1匹の働きアリが仲間を咥えて運んでいた 南フェンス裏側からのようだ 8時42分撮影
その働きアリは、コンクリートブロックの穴の中に仲間がいたが、通り過ぎた 8時42分撮影
別の働きアリが幼虫を咥えて運んでいた 南フェンス裏側方面に向かっている 8時48分撮影
その働きアリは、コンクリートブロックの穴の中に仲間がいたが、通り過ぎた 8時49分撮影
巣箱に近い黒のプラ丸杭の横方面から幼虫を運んで来た働きアリがいた 9時1分撮影
巣箱の横を通り…… 9時1分撮影
五葉アケビの根元辺りで姿を消した
別の幼虫を運ぶ働きアリ この働きアリも五葉アケビの根元辺りで姿を消した 9時2分撮影
別の卵を運ぶ働きアリ この働きアリも五葉アケビの根元辺りで姿を消した 9時5分撮影

今年4回目の移植 BH18024

BH18024は、2018年に蒜山高原で新女王アリを採集したクロオオアリのコロニーです。

BH18024 5月4日撮影
BH18024 5月4日撮影

5月4日、このコロニーを庭に移植しました。

ミツバチの巣箱に飼育器のまま開放蓋を外して入れた 水槽の中の板は梯子代わり 5月4日15時36分撮影
移植した環境 ブドウ園の片隅

翌日の5月5日、17時頃に見に行くと、巣作りが始まっていました。そこは、ミツバチの巣箱から0.8m程離れたコンクリートブロックの穴でした。

17時3分撮影
左中央奥の茶色の土が見えるところが巣作りの場所

さらにそこから1.3m程離れたところにあるコンクリートブロックの穴でも巣作りをしていました。

左側が最初に見つけた巣作りの場所 右側が2番目に見つけた巣作りの場所
巣作りの場所 同じくコンクリートブロックの穴で巣作りをしていた 17時6分撮影 

人工巣の中を見ると、まだ多くの幼生虫がいました。幼生虫の引越はまだ始まっていないようでした。

働きアリは少なくなっていた 17時20分撮影

北フェンスの裏側に回ってみると、クロオオアリが喧嘩をしていました。今まで気づかなかったのですが、近くにクロオオアリの巣がありそうです。

17時27分撮影
17時27分撮影

さらに、南フェンスの裏側で、もう一箇所巣作りをしているのを見つけました。そこは、ミツバチの巣箱からは4.3m程離れたところでした。

17時29分撮影
写真下の土粒が重なっているところが巣作りをしているところ

今年3回目の移植の2日目 B200603-075

翌日になると、巣作りが進んでいました。

玄関脇 土粒が増えている 4月30日7時17分撮影
敷石の隙間 土粒が増えている 7時18分撮影
花壇側面の岩の隙間 土粒が増えている 7時20分撮影

正午過ぎに人工巣を見ると、もう僅かしか幼生虫が残っていませんでした。

人工巣の中 僅かに幼生虫が見られる 12時22分撮影

女王アリも引越したようです。残念なことに、女王アリの引越を観察できませんでしたので、どの巣作りの場所に引っ越したのかは断定できませんでした。ただ、幼生虫が大量に運び込まれていた玄関脇だろうとは思います。
17時過ぎになっても、まだ幼生虫や仲間が運ばれていました。

人工巣が入っている水槽で 17時7分撮影
人工巣が入っている水槽で 17時7分撮影

18時頃になると、幼生虫の引越もほぼ全て終わったようでした。

17時59分撮影

敷石と敷石の隙間で巣作りをしていた働きアリたちは、ほぼ全部かどうかの判断はできないのですが、玄関脇の巣に合流したように思えました。
他方で、花壇側面の岩の隙間では、女王アリが引越を済ませていた正午以降も巣作りが継続していました。引越元の人工巣との行き来がある中でのことですが、それにもかかわらず、コロニーの分裂が起こっていました。

花壇側面の隙間で巣作りが継続していた 17時39分撮影
ミツバチの巣箱から花壇へと向かう働きアリ 17時44分撮影

今年3回目の移植の1日目 B200603-075

B200603-075は、2020年の6月3日に駒ケ根市内で新女王アリを採集したクロオオアリのコロニーです。かなり大きなコロニーになっています。

B200603-075 4月29日撮影
かなり多くの幼生虫が育っている 4月29日撮影

4月29日、このコロニーを庭に移植することにしました。移植は、今年になって3コロニー目です。

飼育器をミツバチの巣箱の中に入れ、飼育器の開放蓋を外して板を梯子代わりに入れた 10時43分撮影
移植した環境 庭の西端に近いところ

昼過ぎには、既に多くの働きアリがミツバチの巣箱から出て、地面を歩いていました。

13時21分撮影

15時ごろになると、2箇所で巣作りが始まっていることに気づきました。

玄関脇 15時2分撮影
敷石と敷石の間の隙間 15時8分撮影
写真右下の玄関脇と写真中央上の敷石と敷石の間の隙間

17時頃になると、幼生虫や仲間の引越が始まっていました。

玄関脇に幼虫を運び込む 17時0分撮影
玄関脇に向かって仲間を運ぶ働きアリ 17時1分撮影
幼虫を咥えて敷石の隙間に入ろうとしている働きアリ 17時7分撮影

人工巣の中を見ると、まだ多数の幼生虫がいました。引越は始まったばかりなのでしょう。

17時11分撮影

ところで、巣作りはこの2箇所以外でも始まっていました。ミツバチの巣箱を置いているすぐ横には花壇があるのですが、その花壇の側面の岩の隙間でも土粒を運び出している働きアリがいました。

花壇側面の岩の隙間 17時15分撮影

こちらの花壇側にも働きアリが出かけていて、在住のクロオオアリと喧嘩になっていました。

15時17分撮影

BH210523-37の引越先の別の場所で巣作りが始まっていた

3月25日に移植を開始したBH210523-37が、4月19日には引越を完了していました。そのブログで、「今回の移植の引越先は、2箇所巣口ができたとは言え、ほぼ同一箇所であることから、引越先が分裂しなかったと言えそうです」と書きましたが、今日気づくと、花壇の反対側でも巣作りをしていました。
下の写真では、これまでは、左下の岩の下方と左方に巣口が開かれていましたが、それらの箇所に加えて、写真右の大きな岩の(写真で見て)上方でも何箇所か巣作りをしていました。

全景
巣作りの箇所の一つ 4月28日7時15分撮影
巣作りの箇所の一つ 7時17分撮影
巣作りの箇所の一つ 7時17分撮影

これらの巣作りが、以前からの2箇所の巣作りと全て地中で繋がっていれば良いのですが、少しばかり離れ過ぎているようにも感じます。
ちなみに、以前からの2箇所の巣作りの箇所では、とても多くの土粒が運び出されていて、かなり巣穴が広がっていると思われます。

4月28日7時19分撮影
4月28日7時20分撮影

今年2回目の移植 B200603-067

B200603-067は、新女王アリを2020年6月3日に駒ケ根市で採集したコロニーです。

移植直前のB200603-067 4月21日13時17分撮影
同上
同上 たくさんの幼生虫が育ちつつある

このコロニーを4月21日、ミツバチの飼育箱の中に入れて、庭に移植しました。

13時28分撮影
ホース接続用の2箇所のアクリルパイプのシリコン栓を外した 13時29分撮影
移植した環境 庭の南面下

今年第1回目の移植の時とは違って、すぐに働きアリが多数巣門から出て来ました。

13時47分撮影

16時過ぎに見に行くと、採集活動をしていました。また、巣門にはフタフシアリ亜科のアリの死体が散乱していました。

テントウムシの死体があったようだ 16時8分撮影
右の働きアリは白い塊を咥えている 16時9分撮影
小さな物体が点在している 16時9分撮影
拡大してみるとアリの死体だとわかる 16時11分撮影

翌日の4月22日、ミツバチの巣箱の中の人工巣の様子を見ると、かなり働きアリが減っていました。ですが、幼生虫は多数いました。

4月22日15時22分撮影

どこかで巣作りが始まっているのかも知れないと思い捜していると、3箇所見つけました。

一箇所目
移植場所の西方6m程離れた場所 写真左下辺りで巣作りをしていた
二箇所目 移植場所から西方の坂の上で巣作りをしていた 移植場所からは4.6m程離れている
三箇所目 移植場所から西方の坂の上で巣作りをしていた 移植場所からは3.4m程離れている

その翌日の4月23日、働きアリが、かなり活発にミツバチの巣箱を出入りしていました。

4月23日15時31分撮影

ミツバチの巣箱のすぐ横のコンクリードブロックを伝わって、東方面へと行き来していました。その先まで追って行くと、庭の畑地のコンクリードブロックの小さな穴が巣口になっていました。

行列の東端はコンクリートブロックの小さな穴がある場所だった 15時40分撮影

しかし、最も多くの働きアリがいる場所は、その東端までは行かない途中のコンクリートブロックの継ぎ目のある場所でした。その場所へ、仲間の働きアリを運んでくる働きアリがいました。

写真左下辺りのコンクリートブロックの継ぎ目に、より多くの働きアリがやって来ていた
コンクリートブロックの継ぎ目
仲間の働きアリを運んできた 15時48分撮影

ミツバチの巣箱を開けて人工巣の様子を見ると、働きアリはいましたが、幼生虫が運び去られていました。いつの間にか、女王アリも引越を終えていたようです。

幼生虫が運び去られていた 16時7分撮影

このコンクリートブロックの継ぎ目の少し西よりの真下に、もう一つの巣作りをしている場所がありました。

写真下方の大きめのコンクリートの隙間でも巣作りをしていた 16時13分撮影

その翌日の4月24日、もうすっかり引越が完了していました。行列の東端のコンクリートブロックの小さな穴へと向かう働きアリは見かけなくなっていました。しかし、移植の翌日に見つけた巣作りをしていた3箇所では、働きアリが引き続き土を運び出していました。

行列の東端のコンクリートブロックの小さな穴 ここには働きアリが来なくなっていた 4月24日8時32分撮影 
一箇所目(写真をクリックすると見やすくなります)
二箇所目(写真をクリックすると見やすくなります)
三箇所目(写真をクリックすると見やすくなります)

コロニーがこのまま分散してしまうのでしょうか。心配です。

この巣を20-250421巣(女王アリの採集年と移植年月日)と名付けます。

移植BH210523-37の引越が完了

3月25日に移植を開始したBH210523-37が、4月11日になって引越先候補で巣作りを始めていたのですが、4月16日にはほぼ引越が終わりを迎えていました。

4月16日8時48分撮影
巣室の中 もう女王アリもいないようだ 4月16日8時48分撮影

そして、4月19日になると、引越は完了していて、僅かに働きアリがいました。

4月19日9時47分撮影
4月19日9時48分撮影

引越先の2箇所では、引き続き、巣作りが行われていました。

土粒を地中から運び出している 4月19日9時51分撮影
隣の巣作りの場所 土粒を地中から運び出している 4月19日9時52分撮影

今回の移植の引越先は、2箇所巣口ができたとは言え、ほぼ同一箇所であることから、引越先が分裂しなかったと言えそうです。

この巣の名称ですが、これまではアルファベットを使ってきましたが、女王アリの採集年と移植年月日を用いて、21-250325巣と名付けます。

今年は早々に移植を試みる

BH210523-37は、2021年5月23日に蒜山高原で新女王アリを採集したクロオオアリのコロニーです。コロニーがとても大きくなっています。
これまでも、幾度もクロオオアリを庭に移植してきましたが、3月に移植を試みるのは初めてになります。

移植を行うBH210523-37 コンクリート部の巣室は働きアリで埋め尽くされている
幼虫がクロオオアリの体の隙間から辛うじて見える 3月25日14時42分撮影

ミツバチの巣箱を庭に設置し、その中にコロニーを飼育ケースのまま入れました。

14時44分撮影

上部に被せていた活動室を取り外し、本体のコンクリート人工巣のケースの中に板を入れて、女王アリも人工巣から外へ出やすいようにしました。

14時46分撮影

そしてミツバチの巣箱に蓋をしました。

移植場所の様子

働きアリが、ミツバチの巣箱の巣門から出てくるだろうと、しばらくの間、様子を観察していたのですが、1匹も出て来ませんでした。こんなことは、これまでにはないことでした。

引越後のBH210523-32の様子

今年2回目に移植したBH210523-32のその後の様子です。現時点では、順調に引越先に定着しているようです。
昨日(6月4日)は、蛾を巣に運び込んでいました。

蛾を運ぶクロオオアリ 6月4日12時0分撮影
コンクリートブロック下のコンクリートの右方の割れ目に運び込んだ 12時0分撮影

巣の近くに蜜器を置いています。今朝(6月5日)、蜜器に砂糖水を入れました。

蜜器は境界杭に被せている 6月5日8時51分撮影

早速クロオオアリが来ていました。クロヤマアリも来ていましたが、クロオオアリに追い払われていました。

8時58分撮影
クロヤマアリが来ている 8時58分撮影

砂糖水を吸って帰って行くクロオオアリを追うと、コンクリートブロック下のコンクリートの左方の割れ目に入って行きました。

コンクリートブロック下のコンクリートの左方の割れ目に入って行った 8時59分撮影

今年2回目の移植 BH210523-32

4月28日に今年初めての移植を行っています。今回は、BH210523-32を庭に移植します。このコロニーは、新女王アリを2021年5月23日に蒜山高原で採集したコロニーです。とても大きなコロニーになっていて、人工巣の中がいっぱいの状態です。

コンクリート製の人工巣 開放蓋で飼育している 5月26日撮影
巣室は正面と左右側面にある
右側面
左側面

4月28日に使用した同じミツバチの巣箱を、かつてクロオオアリのコロニー〈BK170530-133+BH170521-023〉(T巣)を移植する際に待ち箱を置いた同じ場所に設置しました。

5月26日12時52分撮影
開放蓋を外すととてもたくさんの働きアリが人工巣から出てきた 12時53分撮影
ミツバチの巣箱を置いた環境 八朔の下
巣箱の側面に這い上がってきたアリを圧殺しないため蓋は仮閉めに 12時56分撮影

2時間ほど経って見に行くと、コンクリートの3箇所の隙間から出入りしていました。

コンクリートブロック(正面)下のコンクリートの割れ目(左右2箇所)から出入りしている 14時40分撮影
上の写真のコンクリートの割れ目の右方の様子 左方とは中で繋がっていると思われる 15時4分撮影
写真左下のコンクリートの隙間からは、土を運び出していた 14時43分撮影
上の箇所を拡大すると 15時2分撮影
よく見ると砂粒に混じって多数の小型のアリの死体があった クロオオアリに殺されたようだ

16時半頃、巣箱を置いている場所から西方へと伸びるコンクリートブロックの上で、クロオオアリ同士が戦っているのを見ました。先住のクロオオアリ(恐らくC巣)と新たな移住者(BH210523-32)が出くわしたようです。

戦いが見られたコンクリードブロックの土留め
既に死体がある 16時30分撮影

もう薄暗くなってきた19時過ぎ、見に行くと引越が始まっていました。引越先はコンクリートブロック下のコンクリートの割れ目2箇所でした。

繭を運び込むクロオオアリ(右方) 19時12分撮影
幼虫を運び込むクロオオアリ(左方) 19時12分撮影
幼生虫がかなり少なくなっていた 19時28分撮影

ただ、女王アリはまだ人工巣に残っていました。

20時07分撮影

20時半過ぎになると、女王アリが人工巣の巣口から外へ出るようになったのですが、飼育ケースのプラスチックの壁を登ることができませんでした。

21時4分撮影

板や木の葉などを飼育ケースに入れたりもしたのですが、それらを足場にしてプラスチックの壁を乗り越えようとはしませんでした。
そこで、女王アリがペットボトルの蓋に乗った時、蓋ごとミツバチの巣箱の床に移動させました。

ミツバチの巣箱の床に移動させた直後 21時32分撮影

女王アリは常に素早く動き回り、巣箱から外へ出たり戻ったりを幾度も繰り返していましたが、それから8分ほどして引越を完了しました。引越先の巣口は、コンクリートブロック下のコンクリートの割れ目の右方でした。

コンクリートの割れ目(右方)に入って行く直前 21時40分撮影
翌日の巣箱の中 まだ働きアリが数匹いたが幼生虫は残っていなかった 5月27日11時56分撮影

女王アリの引越の様子は動画で撮影しています。

8分30秒の動画

B200603-034を移植(4月28日)

久しぶりに、飼育下のクロオオアリのコロニーを庭に移植することにしました。

移植するコロニー B200603-034 4月28日撮影

B200623-034は、2020年の6月3日に駒ケ根市内で新女王アリを採集したコロニーです。かなり良く繁栄しています。

全周1
全周2
全周3
全周4

4月28日、B200623-034を西洋ミツバチの巣箱の中に入れ、開放蓋を外し、小型水槽から外へアクセスし易いように板を入れました。

右に置いているのが開放蓋 4月28日13時9分撮影
移植した環境 巣箱には蓋をしている
早速働きアリが巣箱から出てきていた 13時23分撮影

夜遅く見に行くと、かなりの数の働きアリが巣箱の周辺の地面を歩いていました。

21時23分撮影
21時24分撮影

B16013(L巣)の生存を確認(2023年)

2019年の6月8日に庭に移植し、6月18日に引越先が分かったクロオオアリのコロニーのB16013(L巣)の生存が確認できました。これで今年になって生存が確認できた庭のクロオオアリのコロニーは7コロニーになります。その内A巣・C巣が自然巣、L巣・N巣・O巣・T巣・U巣が移植巣です。

砂糖水を飲んで巣へと戻るクロオオアリ 4月2日9時9分撮影
砂糖水を飲んで巣へと戻る2匹目のクロオオアリ 9時10分撮影

上の2匹共にL巣がある場所の芝生の中に潜って行きました。

2匹共にL巣がある場所の芝生の中に潜って行った

B16013は、2016年6月11日に蒜山高原で採集した新女王アリのコロニーですので、今年で7年目のコロニーです。

昨年交尾直後に移植したBH210523-03がコロニーを作っていた

昨年の5月24日、前日に蒜山高原で採集したクロオオアリの新女王アリを17匹、庭のコンクリートブロックの穴の中に移植しました。移植したのは、BH210523-01からBH210523-17までの17匹でした。ですが、今ではその全てが死んでしまったと思っていました。
8月1日、ブドウ園で芝刈りをしている時、もう不要となったと思い、コンクリードブロックを撤収していると、コンクリートブロックの穴の下方から、クロオオアリが出て来ました。中には、幼虫を咥えている働きアリもいました。直ぐにコンクリートブロックを元の場所に戻しました。それから、コンクリートブロックの穴から飛び出していた働きアリを捕らえて、コンクリートブロックの上で放ちました。

巣は上部のコンクリートブロックの穴の中にある 8月1日9時48分撮影

コンクリートブロックを元の位置に設置後、コンクリートブロックの周りに真砂土を敷き、小型のアリなどが、コンクリートブロックの中に進入し難くなるようにしました。

巣があるのは、手前1つ目の穴の中 10時11分撮影

このコンクリートブロックの穴に移植していたのは、BH210523-03でした。このコロニーが、どの程度の大きさになっているのかは分かりませんでしたが、このコロニーと同世代で、採集場所も同じコロニーを複数飼育していますので、その中の1つのコロニーを挙げておきます。

自然環境はかなり厳しいので、野外のコロニーはこの飼育コロニーの規模よりも小さいかも知れません。

B15099(O巣)が生存していた

クロオオアリの移植コロニーB15099(O巣)は、昨年の7月11日に巣口が移動していたことについて触れていますが、今年になっては生存が確認できていませんでした。
7月23日、庭で蜜の給餌をしていて、あるクロオオアリの帰路を追っていると、巣口に辿り着いたのですが、そこはO巣があった近辺でした。

赤丸の場所に巣口があった 7月23日17時0分撮影

この場所を昨年の7月11日に撮影した写真で見ると、昨年巣口が移動した元の場所の東(写真では右)よりの上方のコンクリートブロックの隙間です。

昨年巣口が移動する前の場所は写真中央下方の土が見える場所 2021年7月11日撮影

B15099の生存を最後に確認していたのは、記録の限りでは昨年の8月ですから、ほぼ1年間生存が確認できていなかったことになります。観察不足であったとも言えますが、こんなこともあるのでしょう。

B16018が幼生虫を残して引越

7月13日に庭に移植したB16018が、7月22日、既に引越を済ませているのがわかりました。

写真に写っている飼育器アンテネスト上のクロオオアリは大型ではないが、巣箱の巣門近くには大型のクロオオアリが数匹いた 7月22日9時3分撮影
9時5分撮影

小型のアリ(オオズアリ)がいて、幼虫を運んでいました。アンテネストの中にも小型のアリが入っていました。ただ兵隊アリは来ていませんでしたし、小型のアリの個体数はそれほど多くはありませんでした。

幼虫を運ぶ小型のアリ 9時7分撮影
アンテネストの中へ出入りする小型のアリ 9時7分撮影
小型のアリはアンテネストの底までやって来ていた 9時10分撮影

アンテネストの底を下から見ると、幼生虫がいました。

むき出しになった蛹がいる 9時28分撮影

幼生虫の全てではないように見えるのですが、幼生虫を置いたまま引越したことが分かります。恐らく何者かに巣を襲われたのでしょう。それにしても、クロオオアリの死体は全くありませんでした。
7月20日には、アリたちがまだアンテネストの中にいましたし、今日、小型のアリがまだあまり来ていなかったことを考えると、21日辺りに引越をしたのでしょう。引越先が何れ分かればと思います。

T130921-09が人工巣箱に自然入居

一昨日の7月15日、今年庭に移植したトゲアリT130921-09の異変に気づき、仮と思える避難場所を確かめることができましたが、その翌日の7月16日、T130921-09のために人工巣箱を設置することにしました。
以前T140906-03が人工巣箱に自然入居しましたので、T130921-09も人工巣箱に自然入居するかも知れません。T140906-03の場合は、結局人工巣箱に棲み続けることはできませんでしたが、その主な原因は、巣箱を地上に直に置いていたからだと考えています。そのため、小型のアリに襲われたようです。
そこで、今回は、人工巣箱を空中に吊るすことにしました。ロープで人工巣箱を上から吊るし、斜め下方向に3本のロープで固定しました。それから、落ちずに枝に掛かっていたトゲアリがいる落ち葉を巣箱の上に載せました。

7月16日15時29分撮影
7月16日15時30分撮影

次の日の7月17日、人工巣箱を見ると、巣箱の出入り口の穴を出入りする働きアリがいました。しかし、巣箱の上の落ち葉の中には、数が少なくなったようには見えましたが、まだトゲアリがいて、枝のトゲアリの塊の方は、変化がないようでした。

巣箱に入って行くトゲアリ 7月17日10時54分撮影
枝のトゲアリの塊 7月17日14時58分撮影

そして今日7月18日、巣箱の上の落ち葉の中のトゲアリがいなくなっていて、巣箱の出入り口付近には、巣を守っているかのような働きアリがいました。また、枝の塊も無くなっていました。

巣穴付近の様子 7月18日14時46分撮影
枝のトゲアリの塊がなくなっていた 7月18日14時46分撮影

クリの木の葉には、甘露を求めてトゲアリが来ていました。いつもの光景です。

7月18日14時47分撮影

巣箱の上の落ち葉の中にいたトゲアリが、先ず初めに人工巣箱に移動し始め、その後でか並行してか、それらのトゲアリに誘導されて、枝で塊を作っていたトゲアリも人工巣箱に移動したのでしょう。分散していたトゲアリのコロニーが人工巣箱の中で一つにまとまったのでしょう。
そのことを確かめたいと思い、甘露を集めに行く通路の途中の枝に蜜を垂らして、蜜を飲んだ後、何処へ帰って行くかを観察することにしました。

蜜を飲み始めた 7月18日14時50分撮影
人工巣箱を吊るすロープを伝って下りてきた 14時55分撮影
人工巣箱に入って行った 14時56分撮影

T130921-09のコロニーは、やはり人工巣箱の中に引越したのでしょう。その後、次第に多くのトゲアリが、巣箱と蜜のある枝の間を往復するようになりました。

15時7分撮影

それからほぼ1時間後に見ると、巣口を守っているのでしょう、巣口の周りの働きアリが増えていました。

複数の働きアリが巣口を守っているようだ 7月18日16時13分撮影

R200603-007のその後 7月16日

今年の4月22日に庭に移植したムネアカオオアリのコロニー(B200603-007)については、5月9日に生存を確認しています。それ以後、働きアリが移植用の巣箱を出入りするところを見ていませんでした。

7月16日9時34分撮影

7月16日、少し心配しながら、開閉式の観察窓から中を覗いて見ると、女王アリと働きアリがいました。
更に観察するために、巣箱を支柱から外し、屋内に持ち帰り、巣箱の蓋を外しました。働きアリの数を数えると13匹いました。また、卵が多く見られましたが、幼虫や繭はありませんでした。
4月22日の移植時よりも随分、働きアリの数が少なくなっています。

移植時4月22日のR200603-007
7月16日のR200603-007 幼生虫は卵のみ

R200603-007と同じ日に同じ場所で女王アリを採集したムネアカオオアリのコロニー(R200603-003)の今の様子と比べると、あまりにも大きく違っています。

R200603-003の今

自然界で生存して行くことの厳しさが良く伝わってきます。
蜜を与え、それとは別に今後蜜を与えやすくするためにアクリル製の小さな容器を巣箱の中に入れました。小さな蛾も与えましたが、幼生虫が卵だけだからでしょうか、関心を示しませんでした。

巣箱の中で蜜を与えた
以後方形の容器で蜜を与える 左上方に蛾を与えているが関心がないようだ

この巣箱に透明のプラスチックの蓋を新たに付け加え、その蓋の上にこれまでの木製の蓋を被せました。こうすることで、木製の蓋でこれまで通り日光を遮り、その木製の蓋を外すせば、プラスチックの蓋をしたまま、巣箱の中が見られるようになりました。

巣箱は元の支柱に取り付けました。

巣箱本体と木製の蓋の間にプラスチック製の蓋を挟んでいる