しばらくクリの木(品種名ポロタン)を観ていない間に、クリオオアブラムシがたくさん活動していました。そこにクロオオアリも来ていました。


クリオオアブラムシの次の世代も生まれていました。卵ではなく幼虫を生んでいる母体も見ることができました。


クリの木から下りて、地上を歩くクロオオアブラムシも幾匹かいました。

しばらくクリの木(品種名ポロタン)を観ていない間に、クリオオアブラムシがたくさん活動していました。そこにクロオオアリも来ていました。


クリオオアブラムシの次の世代も生まれていました。卵ではなく幼虫を生んでいる母体も見ることができました。


クリの木から下りて、地上を歩くクロオオアブラムシも幾匹かいました。

3月23日、クロオオアリが緑の幼虫を咥えて運んでいるところを見ていましたが、今日4月2日、クロヤマアリが緑の幼虫を運んでいました。


これらの青虫は、3月23日の観察から、カラスノエンドウの葉を食べる幼虫であることが分かっています。南フェンス下の市道の脇に生えているカラスノエンドウに付いていた青虫なのでしょう。
3月23日、T巣の巣口が開いているのを確認したその日、T巣のクロオオアリと思われる一団がどこかへ向かって歩いていました。

T巣の近くをアブラムシが歩いていました。庭の南の市道沿いのカラスノエンドウから庭に移動してきたのでしょう。

3月7日には既に多くのアブラムシが、カラスノエンドウに付いていましたが、今日までに更に多くなり、拡散を始めているのでしょう。
先程のクロオオアリの一団は、カラスノエンドウがある場所へ向かっていたのでしょうか。見てみることにしました。


カラスノエンドウに何匹かのクロオオアリが来ていました。アブラムシが排泄した甘露が付いた葉を舐めていました。
それからしばらくして、緑の幼虫を咥えて運んでいるクロオオアリを見付けました。タンパク源の捕獲も始めているようです。

この幼虫はどこにいたのでしょうか。注意深く、もう一度カラスノエンドウの様子を見ると、穴が空いている葉が多数ありました。そして、そこに緑色をした幼虫がいました。



カラスノエンドウは人間が植えた野菜ではありませんが、クロオオアリがカラスノエンドウにとっての益虫になっていました。
バナナの木に糖分を求めてクロオオアリがやって来ることについては、2019年と2020年のブログで触れています。
その過去のブログのバナナは、大きく育つ「アイスクリームバナナ」でしたが、このバナナは今年は大きく育ってはいません。それとは別のバナナも植えていて、それは良く熟れたアケビに近い色の実を付けるアケビバナナという品種です。

このアケビバナナにクロオオアリが来ていました。


帰路を急ぐクロオオアリがいましたので、その後を追ってみました。


この巣口は、庭の平面と斜面を区切るコンクリートブロックの斜面側にありました。

この巣口がある場所は、C巣とは少し離れていますが、C巣は今年になって生存が確認できている最も近くにある巣になります。また、今年の春移植したBH210523-37の移植先に極近いので、BH210523-37の可能性もあります。更に、この近くで、J巣(自然巣 2018年5月21日発見)をかつて見つけていましたので、その可能性もないわけではありません。いずれにしても、この新たに発見した巣口を持つコロニーの所属や由来は特定できませんでした。
その後も、アケビバナナの木にクロオオアリがやって来ていました。


今日、花壇の岩の上で、初めての光景を見ました。鳥の糞の跡のように思える白いところにクロオオアリがいて、関心を示しているようでした。

「白い物体」の正体は、やはり鳥の糞なのかも知れません。
越冬幼虫が育ち始めています。トゲアリの幼虫の方が、クロオオアリの幼虫よりも早くから育ち始めていたようです。




ここで、疑問に思うことがひとつあります。と言うのは、まだ今年になって1度も昆虫などのタンパク源を与えていないことです。これらの幼虫は、昆虫などの餌を食べずに成長していることになります。
このことについて、かつてのブログで触れたことがあります。2014年4月5日のブログ「食物の貯蔵とリサイクル」をご参照下さい。
ミツバチの巣箱の側面にクリオオアブラムシがいました。

こんな場所にいるはずはないと思い、すぐ横のポロタン(クリの品種名)を見ると、あちこちにクリオオアブラムシがいました。クロオオアリが来ていました。





まだ、展葉前の時期にこれほど多くのクリオオアブラムシを見るのは、これが初めてになります。
3月27日、花壇で、ミツバチの死骸を運んでいるクロオオアリを見つけました。タンパク源の収集も始まっているようです。

帰路を追うと、N巣B16015まで死骸を運んで行きました。ただ、巣口が見つからなかったようで、巣口の近くで死骸を離して休息を取り始めました。


この後、再び死骸を咥えて巣へと戻ろうとしていたようですが、巣口が見つからないようでした。そうこうしているうちに、少しばかり巣口から離れたところに、再び死骸を置きました。

そして、このクロオオアリは、ミツバチの死骸を置いたまま、巣へと戻って行きました。

しばらく巣口を見ていると、2分強経った頃、働きアリが1匹巣口から出て来ました。

この巣口から出て来たクロオオアリが、先程のクロオオアリなのかは、断定はできませんでした。
翌日の3月28日、死骸が置かれていた場所をみると、同じ場所にまだ死骸がありました。

あのクロオオアリは、私には苦労しながら死骸を運んでいたように見えていたのですが、貴重なタンパク源をもう忘れてしまったようです。
2019年の2月21日に植樹したクリの木(品種名「ぽろたん」)で、クロオオアリとクリオオアブラムシが共生している様子について、直近では2022年の11月24日のブログで触れています。
6月5日、今年も両者が共生していました。

ダンゴムシがクロオオアリの餌になれば、とても豊富な食源になると思うのですが、クロオオアリがダンゴムシを狩っているところはこれまで見たことがありません。ただ、たまに死んで白っぽく変色したダンゴムシを咥えて運んでいるところを見たことはありました。
ところが、B200603-034の引越を観察している時、B200603-034の働きアリの1匹が、ダンゴムシに咬みつこうとしているところをたまたま目にしました。


4月25日の朝方、自宅で飼っている西洋ミツバチが分蜂して、庭のプラム大石早生に蜂球を作っていました。

その蜂球を見ている時に、偶然にも小さな塊が落下するところを見ました。その時は、ただの蜂球の一部が落下したと思っていたのですが、10時半過ぎに、落下したと思われる場所に女王バチがいるのを見つけました。その女王バチは、働きバチに取り囲まれていました。この時、既に蜂球はなくなっていました。


しばらくして見に行くと、女王バチは死んでいました。女王バチは殺されたのでしょう。ミツバチは、分蜂直後に蜂球を作ってから営巣する場所を探すため、ミツバチの群れが飛び立つにはそれなりの時間が必要です。今回は蜂球がとても早くなくなったのは、女王バチに何らかの欠陥があったため、働きバチたちが蜂球の中から女王バチを排除したからなのでしょう。

女王バチが殺されていた場所には、既に複数のクロオオアリが来ていました。そして、そのすぐ近くに巣口があるのが分かりました。このコロニーはC巣(自然巣)のようです。今年になって、初めてC巣の巣口を発見することができました。

昨年の秋、庭のクロオオアリのコロニーの内、生存が確認できていたのは、6巣でした。
10月15日:L 巣 B16013(2019 年 6 月 8 日移植 18 日定住発見)
同上:新たに発見したネクタリンの木の近くの巣(C巣自然巣かも知れない:2016 年 4 月 11 日発見)
10月25日:A巣自然巣(2016 年 4 月 13 日発見)
11月02日:N巣B16015(2019年6月19日移植 29日引越定住)
同上:J巣自然巣(2018年5月21日発見)
同上:T巣BK170530-133+BH170521-023(2020年9月27日移植 10月26日引越定住)
今年になって生存が確認できたのは、A巣・C巣・O巣B15099(2019 年 8 月 23 日移植)です。
4月7日、新たにN巣・J巣・T巣の生存を確認しました。
N巣






J巣
測量杭の上端に大型のクロオオアリが1匹登ってきていました。そこで蜜を与えました。帰路を追うと、禅寺丸(柿)に近い芝地の中で姿を消しました。
測量杭の上部に蜜器を被せ、蜜を入れておきました。



それから50分程すると、仲間がやって来ていました。蜜器に2匹、帰路中が1匹、少なくとも3匹が来ていたことになります。


T巣
コンクリート階段の下の踊り場で、複数のクロオオアリが歩いているのに気づきました。そこで、蜜を垂らし帰路を追いました。





蛇足になりますが、T巣のクロオオアリは、踊り場横の2本のブルーベリーに行っていたようです。




C巣が同一のコロニーであるかどうかは確かめられてはいませんが、仮にどちらもC巣だとすれば、今年になってまだ生存が確認できていないコロニーはL巣だけになります。
3月30日に本格的に活動を始めた庭のクロオオアリの内、A巣の辺りを見に行くと、何やら昆虫らしいものを運んでいる大型のクロオオアリがいました。よく見るとミツバチの死骸でした。

他にもミツバチの死骸を運んでいるクロオオアリがいて、そのクロオオアリは途中で死骸を置いてその横で休憩を取っていました。

更に死骸を運ぶ3匹目のクロオオアリを見つけました。この死骸もミツバチなのでしょう。

この3匹目のクロオオアリの後を追ってみると、3月30日に見つけた巣口とは違って、そのすぐ西にある穴から地中へと入って行きました。

間もなくして、最初に見つけたクロオオアリも同じ巣口へと入って行きました。

これらのミツバチの死骸は、ミツバチの巣箱の下に落ちている死骸のようです。これらは、ミツバチヘギイタダニというダニによって死んだミツバチや、越冬を終えて寿命で死んだミツバチです。



この時期、餌になる昆虫などのタンパク源は少ないと思いますが、図らずもミツバチの死骸が、クロオオアリにとっての越冬明けの貴重なタンパク源になっているようです。
庭のプラムサンタローザの木にクロオオアリが来ていたことについては、3月30日のブログに書きましたが、昨年もサンタローザの木にクロオオアリが来ているのを3月20日に観察していました。
今日4月2日、サンタローザの木を見ていると、一箇所だけでしたがアブラムシの群生を見つけました。

また、別の場所で、1匹だけで葉に付いているアブラムシを見つけました。

今日もクロオオアリが来ていました。

それから1時間ほど経って、再びサンタローザの木を見ると、先程のアブラムシがいた場所にクロオオアリが来ていました。

ちなみに、梅露茜は、既に開花を終え、葉が出てきていますが、ここにもアブラムシが1箇所付いていました。

クリの木にはクリオオアブラムシがいますが、アリの蜜源として駆除していません。7月26日には、3種のアリがクリオオアブラムシの甘露を求めてやって来ていました。


もう1種はアミメアリのようです。

ただ、見慣れたアミメアリよりも躯体が小さいように思いました。そこで、実体顕微鏡で確かめることにしました。


やはりアミメアリのようです。
参照:
クリオオアブラムシを発見(2020年5月23日)
移植トゲアリの暮らし(2021年5月13日)
「ぽろたん」にクリオオアブラムシ(2021年6月9日)
「ぽろたん」に小さなアブラムシ(2021年7月6日)
クリオオアブラムシの新たな共生相手(2021年10月30日)
桑の実の果汁が食源になることは、2018年6月4日のブログで取り上げています。
今年も桑の木にたくさんの実が実りました。そこにクロオオアリがやって来ていました。





直前のブログ「クリオオアブラムシが急に増えた」で取り上げている写真を見ると、クロヤマアリやトゲアリやクリオオアブラムシではない生き物が写っています。この生き物は、かつて「謎の生き物」として取り上げた(2018年12月9日)生き物と良く似ています。


これまでは、冬になってこの「謎の生き物」を見かけていましたが、この度の写真に写っていた生き物は、この「謎の生き物」と同じ生き物のようです。この生き物は、ヘリヒラタアブの幼虫のようです。


体形が細くなっている方が頭部です。体を縦に波立たせて前進します。


ところで、ヘリヒラタアブの幼虫を見つけた同じ日(4月14日)に、アケビの木でもヒラタアブと思われる幼虫を見つけました。ただ、種は違うようです。

別種ですが、ヒラタアブについては、以前庭で成虫を見つけています。

ヘリヒラタアブの幼虫は、クリオオアブラムシにとっては天敵なのですが、その天敵をアリは駆除しないようです。良く言われることに、アリがアブラムシを守っているとされていますが、ヘリヒラタアブの幼虫とアリの関係を見る限りでは、例外があると言うことになります。
それなら、樹上のヘリヒラタアブの幼虫を捕らえて、飼育環境にあるトゲアリのコロニーの中に入れると、トゲアリはこの幼虫を襲わないのでしょうか。
ヘリヒラタアブの幼虫を数匹フィルムケースの中に入れて、蓋をしないでトゲアリの飼育ケースの中に入れてみました。結果は、この幼虫は餌になりました。

庭のクリの木は、アリの蜜源にしたいと考えていますので、クリの木にとっては益虫であるヘリヒラタアブの幼虫を駆除し、クリオオアブラムシを保護することにしました。