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大きなコロニーでの雄アリ誕生3例目

3月22日、S/N:B14034+133に雄アリがいました。

B14034+133
雄アリ 3月22日撮影

B14034+133は、2014年の6月に新女王アリを採集したB14034(女王アリと働きアリ4匹 幼生虫無し)とB14133(女王アリと働きアリ13匹 幼虫10)の合同コロニーです(2016年5月10日のブログ「クロオオアリの複数の女王アリは同居できるか 結果」参照)。

2020年7月10日には、S/N:B120614-03で雄アリが誕生していて、2021年7月4日には、S/N:B15006で雄アリが誕生していました。これでクロオオアリの大きなコロニーで雄アリが誕生したのは3例目になります。
それぞれ雄アリが誕生した年数を推定すると次のようになります。
 B120614-03  8年目
 B15006    6年目
 B14034+133  8年目
なお、上記3コロニーは、いずれも女王アリは存命です。

女王アリがいないコロニーに雄アリと卵

今年の7月8日のブログ「女王アリが見当たらない」で紹介したB130617-04ですが、今日気づくと雄アリが7匹いました。7月8日からは1ヶ月と20日ほど経っているのですが、卵も多数見つかりました。果たしてこの卵は働きアリが産んだ卵なのでしょうか。

雄アリがいる
卵が多数ある

B120614-03に 30匹程の雄アリ

昨年のちょうど同じ頃(7月10日)に、クロオオアリのB120614-03で複数の雄アリを見つけたことについて書きましたが、今日、7月8日に、同じコロニーのB120614-03を見ると、1匹の雄アリが働きアリに食べられていました。

働きアリに食べられる雄アリ 7月8日15時24分撮影

雄アリの数を数えてみると30匹程のようです。昨年はこの時期、14匹でしたので、倍ほどに増えています。

雄アリは昨年より2倍ほど増えていた 15時25分撮影

女王アリは健在で、卵も産んでいるようです。有翅女王アリは昨年同様いませんでした。

女王アリは卵を産んでいるようだ

しばらく観察していると、羽化したばかりの雄アリが働きアリに攻撃されているところを見ました。

働きアリに攻撃される羽化したばかりの雄アリ 15時36分撮影

B15006に雄アリが誕生

2015年の5月27日に新女王アリを採集したクロオオアリのS/N:B15006で雄アリが誕生していました。昨年、S/N:B120614-03で雄アリが誕生しましたので、これでクロオオアリの大きなコロニーで雄アリが誕生したのは2例目になります。

S/N:B15006 良く繁栄している 7月4日撮影
S/N:B15006の雄アリ 7月4日17時17分撮影

雄アリは6匹は数えられました。有翅女王アリはいませんでした。

クロオオアリのコロニーに雄アリが生まれる

飼育下でオオアリのコロニーに雄アリが生まれたのは、2011年以来3度あります。最初は2015年の9月で、その年に新女王アリを採集したクロオオアリのコロニーでのことでした。2度目は2016年の6月で、2012年に新女王アリを採集したかなり大きなムネアカオオアリのコロニーでのことでした。3度目は同じく2016年の6月で、その前年に新女王アリを採集したムネアカオオアリのコロニーでのことでした。これらはいずれも雄アリは1匹でした。
ところが、今日気づくと、雄アリが複数匹いるコロニーがありました。2012年の6月14日に新女王アリを採集したクロオオアリのB120614-03です。

B120614-03
この写真には雄アリが5匹写っている 7月10日17時17分撮影

雄アリの数を数えてみると、全部で14匹いました。有翅女王アリはいませんでした。
もしかすると女王アリが死んでしまっているのではないかと思い捜してみると、女王アリは生きていました。

17時19分撮影

このコロニーは、創巣から8年経って初めて、生殖虫のうち雄アリのみを生んだことになります。
他のオオアリのコロニーでも生殖虫が生まれていないか見ましたが、2011年に新女王アリを採集した最も早い時期のコロニーも含め、生殖虫はいませんでした。