昨年の10月11日のブログ「飼育中のトゲアリの様子 2018年10月」で紹介しているS/N:T140906-40用に特製の飼育ケースを作りました。S/N:T140906-40は、現在飼育しているトゲアリのコロニーの中では、一番大きなコロニーで、更に大きなコロニーになるよう、飼育環境を改善したいと考えていました。そこで、アンテグラウンドⅠ型を改良したアンテグラウンドⅡ型を作り、今回作製した飼育ケースをアンテグラウンドⅡ型と繋げる予定にしています。



昨年の10月11日のブログ「飼育中のトゲアリの様子 2018年10月」で紹介しているS/N:T140906-40用に特製の飼育ケースを作りました。S/N:T140906-40は、現在飼育しているトゲアリのコロニーの中では、一番大きなコロニーで、更に大きなコロニーになるよう、飼育環境を改善したいと考えていました。そこで、アンテグラウンドⅠ型を改良したアンテグラウンドⅡ型を作り、今回作製した飼育ケースをアンテグラウンドⅡ型と繋げる予定にしています。
12月も下旬に入り、もうすっかり冬になっていましたが、クリの木にはクリオオアブラムシの甘露を求めて、クロオオアリがやって来ていました。庭の西洋ミツバチもまだ活動していました。
では、クロオオアリはいつまで地上に出てくるのでしょうか。コロニーの規模や餌が得られる環境により、その時期はコロニーにより異なると考えられますが、ここでは、庭に棲息しているクロオオアリのコロニーの中で一番規模が大きく、クリの木にやってきているクロオオアリのコロニーで観察しました。
観察は、年を越して続けましたが、その結果、12月24日を最後にクロオオアリはクリの木にやってこなくなりました。
このコロニーのクロオオアリは、クリの木以外には出かけていないと考えられますので、この冬は12月24日が、クロオオアリが地上に出てきた最後の日であったと思われます。
ちなみに、クリオオアブラムシは年を越えてもまだクリの木の上方の枝に、僅かになりましたが棲息していました。そこで、アブラムシがいなくなったので、クロオオアリがクリの木に訪れなくなったわけではないことが分かります。