
この写真は、1月6日に撮影したものです。クリの木の葉は、ほとんどの落ちています。クリオオアブラムシは、まだ生きていて、比較的高所の小枝にいます。この日、この撮影の後、このクリの木を強剪定しましたが、この枝のある下方の幹は剪定しませんでした。
1月8日には、クリオオアブラムシは下方へと移動していました。

この日の夜明け前の気温は、自宅の気象計で−4℃(6時50分)でしたが、クリオオアブラムシは死んではいませんでした。
ちなみに、ニホンミツバチは活動していません。

1月19日には、クリオオアブラムシは更に下方へと移動していました。

その下方の様子が下の写真です。

産卵したことが分かります。クリオオアブラムシは、個体数が少なくなっていましたが、生きていました。
2018年に観察した時には、12月9日には卵がありましたから、今回は1ヶ月以上産卵が遅かったことになります。また、2018年の時には、12月26日にはクリオオアブラムシはほとんど死んでいましたので、今回の方が長く生きていることが分かります。
昨年の12月29日にクリの木で見つけた謎の生き物は、それ以来見かけませんでした。そして、このアブラムシの産卵箇所にもいませんでした。