3月17日のブログで、A巣の巣口を特定したことを書きましたが、どうやらその巣口が使われず、別の箇所を巣口にしていることが分かりました。
A巣の近くの散水ホースの上に、西洋ミツバチの「無駄巣」を置いたのですが、そこにたくさんのクロオオアリが集まってきました。


庭のクロオオアリのコロニーの中では、このA巣が最も繁栄していたはずですが、今春になってあまり活動を見なくなっていました。少し心配をしていたのですが、これで安心しました。
ところで、出入りする巣口を探してみると、17日に観察した場所とは違う箇所にありました。下の写真で、右半分に真砂土が見えますが、この真砂土は、18日に巣口の周りに敷きました。真砂土がない2箇所に巣口があったのですが、今日の観察では、この2箇所の巣口を出入りするクロオオアリはいませんでした。写真左の散水ホースの直ぐ上辺りに巣口があるようです。巣口の場所が変わったようなのです。

ところで、C巣はというと、3月20日に昨年と同じ場所に巣穴が空いているのを見つけました。


それから1週間後の3月27日に、このC巣の近くにも西洋ミツバチの「無駄巣」を置いたところ、ここでもたくさんのクロオオアリがやって来ました。

どこからやって来たのかを見ると、2箇所のようです。一箇所は、この「無駄巣」の直ぐ横で、もう一箇所は、「無駄巣」の下方の測量杭の根元です。


この2つの巣口は、60cm程離れていますが、「無駄巣」で争いがないことから、同一のコロニーであることが分かります。そして、測量杭から30cm下方に20日に観察した巣口があるのですが、こちらの巣口からは出入りはありませんでした。C巣もA巣同様、巣口が変わっていました。