つい先日の6月9日にクリの「ぽろたん(品種名)」にクリオオアブラムシが来ていたことを書きましたが、その時は、アミメアリと共生していました。
今日見ると、クロオオアリが来ていました。

複数個所のクリオオアブラムシがいる所にクロオオアリが来ていて、まだアミメアリも来ていましたが、クリオオアブラムシと共生しているのは、1箇所のみになっていました。

参照
「「ぽろたん」の花にクロオオアリが来ていた」2021年5月28日
「クリの木を植える」2019年2月21日
つい先日の6月9日にクリの「ぽろたん(品種名)」にクリオオアブラムシが来ていたことを書きましたが、その時は、アミメアリと共生していました。
今日見ると、クロオオアリが来ていました。
複数個所のクリオオアブラムシがいる所にクロオオアリが来ていて、まだアミメアリも来ていましたが、クリオオアブラムシと共生しているのは、1箇所のみになっていました。
参照
「「ぽろたん」の花にクロオオアリが来ていた」2021年5月28日
「クリの木を植える」2019年2月21日
今年の3月1日に、飼育しているクロオオアリとトゲアリの越冬幼虫の様子を記していますが、その後のクロオオアリのコロニーB15006の人工巣の中の様子です。
これまでに、自宅の近くでクロオオアリを見つけたことについては、2度ブログに書いています。
「庭の外にクロオオアリの巣」2016年7月6日
「自宅近くでクロオオアリを発見」2018年4月19日
そして今日、3度目になるのですが、庭に巣があるクロオオアリではないクロオオアリを庭の外で見つけました。
庭の極く近くにハリエンジュの幼木があるのですが、その木にアブラムシがいて、そこにクロオオアリが来ていました。
巣の在り処をより早く調べるために、蜜を与えました。
やがて、蜜を一杯に吸って巣へと帰り始めました。
ハリエンジュの幹から下りると、私の自宅がある方向へではなく、それとは正反対の方へと歩き出しました。できる限りその後を追いましたが、クロオオアリは林の奥まで入って行きましたので、途中で追跡をやめました。
巣の場所はわかりませんでしたが、2016年7月6日に出会ったクロオオアリが帰って行った場所とほぼ同じ方向でした。もっとも、5年前に出会ったクロオオアリと同じコロニーだとは断定はできません。
今日6月9日、早朝、自宅の庭でクロオオアリの脱翅女王アリを見つけました。
これまでも、庭での結婚飛行を観察した後、庭や自宅の周辺でクロオオアリの新女王アリを捜したことはありましたが、見つけたことはありませんでした。それが、今日は女王アリを捜していたわけではなく、庭で結婚飛行が行われた翌日に、偶然にも、新女王アリを見つけたのです。
ところで、この新女王アリは、自宅の庭から飛び立った個体ではないように思います。と言うのも、飛び立つ女王アリの行く手を目視できる限りで追っても、かなりの上空に上り、遠方へと飛んで行くように見えます。再び、飛び立った巣の極く周辺に下りてくるようには思えません。そこで、この新女王アリは、自宅の庭とは別の場所から飛んできたと考えるのが道理でしょう。昨日、この地域一帯で、クロオオアリの結婚飛行があったことになります。
蛇足になりますが、長野県のK地では、新女王アリは飛び立った巣の周辺に下りてくるようです。この違いがなぜなのかは確言できないのですが、クロオオアリの巣の密度と関係がありそうに思えます。K地では巣が密集している箇所が多くあり、そのため、飛び立った巣の近くで交尾ができるのでしょう。
ちなみに、8時台に30分間ほど、クロオオアリの巣がある塚山公園で、クロオオアリの新女王アリがまだ地面を歩いていないか探しましたが、見つけられませんでした。結婚飛行の何らかの痕跡も見つかりませんでした。
昨日、庭のクロオオアリの女王アリが1匹だけですが、結婚飛行に飛び立つのを見ましたが、今日6月8日、遂に庭でクロオオアリの結婚飛行がありました。
15時過ぎに見た時には、A巣の巣口に羽アリの姿はほぼなかったのですが、16時過ぎには羽アリが出て来ていました。
そして、A巣では18時14分の直前から結婚飛行が始まりました。18時39分過ぎにほぼ全ての羽アリが巣から出終わりました。
次の動画は、18時13分からの10分間と18時39分過ぎの様子を記録しています。
C巣の様子を見に行くと、雄アリが僅かに巣から出ていました。
C巣の結婚飛行の様子は観察していませんでした。ですが、A巣とほぼ同時に結婚飛行が始まっていたのでしょう。どの程度の規模の結婚飛行であったかはわかりません。
この日の最高気温は、岡山地方気象台によると、32.0℃でした。これは、今年の最高気温です。
2011年の6月8日に新女王アリを採集したクロオオアリのコロニーが10年目を迎えました。それも3つのコロニーです。クロオオアリの女王アリが、飼育下で、10年以上生きることが実証されました。10年以上としたのは、結婚飛行に飛び立つ前年に成虫になっていると考えられるからです。
S/N:B110608-06
このコロニーは小規模ですが、子育てをしています。
S/N:B110608-07
このコロニーはかなり大きな家族になっています。
S/N:B110608-11
このコロニーも小規模ですが、子育てをしています。
今年の4月14日に、昨年の6月3日から4日にかけて新女王アリを採集したクロオオアリの14コロニーを移植しましたが、その内、西方花壇に移植した7コロニーの内のいずれかの1コロニーが、移植した箇所とは少し離れた場所に巣口を開いたことについて、既にブログで「コロニー特定不可の巣」として記しましたが、今日は更にもう1コロニーの巣口を西方花壇で見つけました。その場所は、西方花壇の一番西のB200603-061を移植した場所の更に西です。
敷地の西のコンクリート塀に沿う場所に設置している蜜器に蜜を与えていましたが、その蜜を吸って帰る小型のクロオオアリを追っていて巣口を見つけました。
このコロニーは、西方花壇に移植した7コロニーの内のいずれかだと考えていますが、前述の「コロニー特定不可の巣」と同様、コロニーの特定はできません。
今年採集の新女王アリを庭のコンクリートブロックに移植して、5月26日までの様子は、既に書きましたが、それ以後について記録しておきます。
地中に潜っていなかったBH20210523-06は、5月28日には地中に穴を掘り始めたようです。
この日もまだBH20210523-07は、穴を掘ってはいませんでした。
6月1日には、全部のコンクリートブロックの側面にベニヤ板で日除けをしました。