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冬至の日の庭のクロオオアリとトゲアリ

冬至の日の12月22日は、午前中から日照時間が長い日になりました。

13時過ぎに、花壇を歩いているクロオオアリを見つけました。

13時15分撮影

トゲアリの様子を見に行くと、同時刻に4匹見かけました。

巣から出てきていた 13時17分撮影
13時17分撮影

クロオオアリに蜜を与えてみました。

クロオオアリが3匹写っている 13時34分

いつの間にか、クロオオアリが3匹来ていました(蜜器の奥のピントが合っているアリはクロヤマアリで、手前のピントの合っていないアリがクロオオアリ)。写真中央左の2匹のクロオオアリは、ほぼ同時に帰巣を始めました。同じコロニーのアリだと思っていましたが、途中で帰路が分かれました。1匹はA巣のアリでした。もう1匹は、同時観察になりましたので、途中から観察ができませんでしたが、その帰路からC巣のアリだと推測されます。

A巣付近まで帰ってきたクロオオアリ 13時50分撮影

トゲアリにも半時間ほど前に蜜を与えておきましたが、関心がないようでした。

13時55分撮影

巣から出てきた12月のトゲアリ

庭に移植したトゲアリがいつしか姿を現さなくなりました。

とても良い天気だが、トゲアリの姿がない 11月28日11時49分撮影

12月11日、9時半頃にはやはりトゲアリの姿はありませんでしたが、11時前に見に行くと1匹のトゲアリが、巣があるクリの切り株の直ぐ上方のドーフィン(イチジク)の主枝を歩いていました。

12月11日10時44分撮影

その直ぐ後で、クリの切り株の上に置いているコンクリートブロックにもトゲアリがいることが分かりました。そこで、このトゲアリの近い場所に蜜器を置き、蜜を入れました。

10時50分撮影

そのトゲアリは、意外にも蜜にあまり関心がないように見えました。10数分後に見に行くと、蜜器のそばにはいましたが、蜜を飲んでいないように見えました。仲間も来ていませんでした。

11時4分撮影

午後に見に行くと、10匹近くのトゲアリが蜜器に来ていました。蜜はほぼ飲み尽されていました。

14時23分撮影

食い付きは悪くても、蜜を飲むことが分かりました。そこで、蜜をつぎ足しました。
蜜を飲んで戻っていくトゲアリを見ると、巣口が2個所に分かれていることが分かりました。

切り株の穴に入っていくトゲアリ
コンクリートブロックと切り株の間に入っていくトゲアリ

この2つの入り口は、中で繋がっているのかどうかは分かりません。
ところで、このトゲアリのコロニーが以前引越先に選んだ切り株の地際(4度目の引越先6度目の引越先)の様子はどうなっているでしょうか。

切り株の地際 14時42分撮影

しばらく観察しましたが、トゲアリは出入りしていませんでした。

12月も中旬に入っていますが、まだ天候次第ではトゲアリは巣から出てくることが分かりました。巣の直ぐ近く以外にも、移植当初のクリの木にトゲアリが2匹来ていました。その内1匹には蜜を近くで与えましたが、このトゲアリも蜜にはあまり関心を示しませんでした。

14時30分撮影
蜜があることは知りながら離れていった 14時31分撮影
クリの枝を歩くもう1匹のトゲアリ 14時33分撮影