日別アーカイブ: 2022年6月5日

移植トゲアリの大量死

昨日、蛹や幼虫入りのミツバチの巣を、庭の2つの移植トゲアリの生活圏に置いておきました。
今日(6月5日)見に行くと、2つのコロニーの内、去年移植したT140906-03が、クリの切り株の上や横で大量に死んでいました。

クリの切り株の上や横でたくさんのトゲアリが死んでいた 6月5日10時50分撮影

トゲアリがたくさん死んでいるちょうどその辺りにミツバチの巣を置いていたのですが、そのミツバチの巣は、切り株の下に落ちていました。巣は砕かれ、幼虫や蛹は無くなって蜜蝋だけになっていました。

巣房の中の幼虫や蛹は何者かに食べられたようだ 10時50分撮影

トゲアリの死体は、バラバラではなく、傷ついてもいないようなので、何者かがどのようにしてトゲアリを殺したのか不思議です。
近くに生きているトゲアリがいないか探してみると、幼虫を咥えて歩いているトゲアリの働きアリがいました。また、日常よく見たロープを伝って歩くトゲアリもいました。しかし、クリの切り株の巣口辺りには、生きているトゲアリの姿はありませんでした。

幼虫を咥えて歩くトゲアリ 行き先が定まっていないようだ 11時6分撮影
ロープを伝って歩くトゲアリ

トゲアリの巣があるクリの切り株には、小型のアリが相当数いました。その小型のアリは、かつて切り株に空けた径6mmの穴を出入りしていました。

小型のアリ 11時16分撮影
径6mmの穴の中にも小型のアリがいた 11時16分撮影

トゲアリのコロニーは無事なのでしょうか。とても心配です。