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2022年女王アリ死亡のB120614-86の働きアリ 2年強の寿命

今年の6月13日のブログで、2022年に女王アリが死亡したクロオオアリのコロニーB120614-86の働きアリが、1匹のみ生き残っていることを報告していますが、その最後の1匹が7月16日死んでいました。
この最後の1匹が、2023年6月ごろに羽化したとすれば、この個体の場合、成虫での寿命は2年強と言うことになります。

B120614-86 最後の1匹が死んでいた 7月16日撮影

関連ブログ
①「働きアリの寿命」(2012年8月31日)
 「1年以上(生存中)」
②「1匹だけ育った働きアリ」(2021年8月31日)
 「成虫になって1年(生存中)」
③「働きアリの寿命」(2013年3月25日)
 「今年で2回目の春を迎えようとしている(生存中)」
 「約20ヵ月生きている(生存中)」
④「働きアリの寿命(その2)」(2013年6月10日)
 「23ヵ月間(確定)」「3年目を越えるのはもう目前(生存中)」
⑤「働きアリの寿命(その3)」(2014年6月19日)
 「最長で2年と11ヶ月近く生きていた(確定)」
⑥「外勤が少ないトゲアリ」(2020年5月29日)
 「最短でも11ヶ月ほど(生存中)」
⑦「トゲアリの様子 2020年10月」(2020年10月15日)
 「1年と4ヶ月以上に渡って生きている(生存中)」
⑧「ほぼ2年間生きているクロオオアリの働きアリ」(2021年5月31日)
 「ほぼ2年間生きている(生存中、例外的)」
⑨「クロオオアリの働きアリの寿命」(2024年8月9日)
 「短く見積もっても、8月時点で2年強(生存中)」

今年初めてのクロオオアリの女王アリの羽化

今日、クロオオアリの新女王アリが1匹羽化しました。羽化があったのは、2015年に結婚飛行を済ませた女王アリのコロニーB15006です。直近の様子は、7月1日のブログで触れています。
2022年以来、毎年女王アリが生まれていますので、今年で4年目を迎えることになります。その女王アリの羽化の時期ですが、以下の記録から要約すると次のようになります。

関連ブログ
B15006に雄アリが誕生」(2021年7月4日)
飼育下でクロオオアリの女王アリ誕生」(2022年6月30日)
クロオオアリの女王アリの羽化を撮る」(2022年7月6日)
女王アリの羽化がほぼ完了 B15006」(2022年7月23日)
今年も異様に大きな繭」(2023年6月7日)
B15006で今年も新女王アリが誕生」(2023年7月12日)
クロオオアリの新女王アリの誕生時期は?」(2023年8月1日)
クロオオアリの女王アリの羽化が始まっていた」(2024年7月8日)
今年のクロオオアリの女王アリの羽化期間は?」(2024年7月17日)

2022年:
6月30日に1匹のみ羽化 7月25日まで羽化が続く
 ※室温の自動管理なし
2023年:
7月12日までには羽化が始まっていて、8月1日まで羽化が続く
 ※室温管理 26℃〜29℃
2024年:
7月8日には羽化が始まっていた ほぼ7月17日まで羽化が続く
 ※室温管理 26℃〜30℃

2025年7月13日17時24分撮影
上写真と同一個体 2025年7月13日17時26分撮影

巣口は移動する

クロオオアリの巣口が移動することについては、直近では7月3日のブログで触れていますが、「BH170521-025+BH170520-001との再会」で触れたコロニーの場合も、巣口の移動が見られます。

「BH170521-025+BH170520-001との再会」時の巣口 4月12日撮影
5月11日の巣口
7月6日の巣口 4月12日の巣口に極近い 5月11日の巣口は7月6日の巣口の右上
巣作りをするクロオオアリ 7月8日8時24分撮影
巣作りをするクロオオアリ 7月8日8時44分撮影

同じコロニーと思われる巣口が他にもありました。下の写真の中央左寄りの花壇面と岩の隙間に巣口があるようです。

7月6日8時15分撮影

クロオオアリの天敵(追記 2025年7月6日)

これまでにも、クロオオアリの天敵として、各種のクモ類を紹介してきました。

過去の関連記事参照:
アリ日記 2012/06/06〜08(5)巣から外に出るリスク」2012年6月13日
クモに襲われたクロオオアリ その瞬間」2018年4月12日
生死の運命」2021年3月24日
サクラの切り株の中にムネアカオオアリを移植」2021年4月14日
アリジゴクとハエトリグモ」2021年4月27日
クモに襲われたクロオオアリを巣に戻す」2021年8月25日
クロオオアリの天敵」2024年5月7日
その後のクリオオアブラムシ(5/21・6/6)」2025年6月6日

この度は、以下の2場面を追記しておきます。

クロオオアリを捕食するアオオビハエトリ 7月6日16時47分撮影
ボカシミジングモによる クモはもう立ち去っていた 7月6日16時53分撮影

移植2・3回目に新たな巣口

移植2回目(B200603-067)の巣口については、先日(5月19日)、コンクリートブロックの継ぎ目のある場所の少し西よりの平地に、新たに巣口ができていたことに触れていますが、7月2日、更にその新しい巣口から2m程西方の平地に新たに巣口ができていました。5月19日に見つけた巣口は既になくなっていました。

写真下方が西側 写真中央より少し下にクロオオアリが映っている 7月2日15時56分撮影
上方:巣口 下方:コガネムシ類の幼虫を捕らえている 7月2日15時59分撮影
巣口 7月2日16時0分撮影
コガネムシ類の幼虫を捕らえている 7月2日16時0分撮影

移植3回目(B200603-075)の巣口については、同じく先日(5月19日)、ミツバチの巣箱を置いていたすぐ横の花壇の岩で巣作りをしていたことに触れていますが、7月3日、その巣作りの場所から1m程東方の花壇の岩の近くで巣作りをしていました。巣口は2箇所ありました。5月19日に見つけた巣口は既になくなっていました。

写真の左右に巣穴から運び出された土粒が見える 7月2日16時0分撮影
この右の巣口の方が出入りが多い 7月3日16時42分撮影
左側の巣口 7月3日16時43分撮影
近くに蜜器を置いた 7月3日17時27分撮影
7月3日17時28分撮影

2022年一時的社会寄生の試みの様子(2025年7月1日・2日)

2022年9月に行ったトゲアリの一時的社会寄生については、直近では昨年(2025年)の5月9日に記述しています。
以下は今年(2025年)の7月1日と2日の様子になります。
なお、5月9日の別のブログで記述したように、寄生の試みの1と4については、小型水槽に元巣のカップ型コンクリート飼育器とリトルアンテシェルフを入れて、コンクリート飼育器の方へ引越するようにしていました。ですが、今日に至るまで、カップ型コンクリート飼育器からリトルアンテシェルフへは引越をしていません。

トゲアリの寄生の試み 1 (BH210523-18にT20220910-53が寄生 )

トゲアリの寄生の試み 2 (BH210523-19にT20220910-54が寄生 )

トゲアリの寄生の試み 3 (BH210523-21にT20220910-65が寄生 )

トゲアリの女王アリは健全だが、クロオオアリしかいない
孵化したばかりの幼虫はいるようだ

トゲアリの寄生の試み 4 (BH210523-23にT20220910-44が寄生 )

トゲアリの寄生の試み 5 (BH210523-29にT20220910-67が寄生 )

既に全滅しています。

B15006の昨年生まれの羽アリの様子(7月1日)

つい先日、クロオオアリのB15006の様子を記録したばかりですが、その際は、コロニーに残っている昨年生まれの羽アリについては触れていませんでした(既に相当数の羽アリがアンテグラウンドⅠ型の開放蓋越しに飛び立っていなくなっています)。
改めて観察すると、活動室のアンテグラウンドⅠ型の中に、昨年生まれの有翅女王アリが12匹と雄アリが3匹いました。
また、17段アンテシェルフの中には、昨年生まれの有翅女王アリと雄アリがそれぞれ1匹ずついました。

手前がB15006の活動室アンテグラウンドⅠ型
17段アンテシェルフ
アンテグラウンドⅠ型の中 ここでは有翅女王アリが2匹と雄アリが1匹映っている 7月1日19時45分撮影
17段アンテグラウンドの中の有翅女王アリ 19時51分撮影
17段アンテグラウンドの中の雄アリ 19時53分撮影

ちなみに、以下は7月1日の女王アリの幼虫と蛹です。