月別アーカイブ: 2025年12月

ヒラタアブの幼虫が多数現れる

12月5日、クリオオアブラムシの越冬群をポロタン(クリ品種名)の幹の中央辺りで見つけていました。以下は、それ以後の12月19日の様子です。

クリオオアブラムシの一部が、幹の下方へと分散している
幹の下方へ分散しているクリオオアブラムシ
クロオオアリが来ていた
12月5日にはヒラタアブが2匹しか見当たらなかったが、今回は多数見える
ヒラタアブの幼虫に食べられているように見えるクリオオアブラムシ
ヒラタアブの幼虫に食べられているように見えるクリオオアブラムシ 上とは別のクリオオアブラムシの個体
12月5日に観察した同じ個体と思われる有翅成虫 死亡している

参照:今年のポロタンでのクリオオアブラムシの観察記録
展葉前のポロタンにクリオオアブラムシが多数現れる」(4月12日)
繁栄するクリオオアブラムシ」(4月30日)
その後のクリオオアブラムシ(5/21・6/6)」(6月6日)
クリオオアブラムシとアミメアリとの共生」(6月26日)
ポロタンにクリオオアブラムシの大きな越冬群があった」(12月5日)

クロオオアリは 今年はいつまで地上で活動するのだろう 追記

今年については、12月2日の記録は「まだ観察中」でしたが、12月19日に、ポロタン(クリ品種名)のクリオオアブラムシの越冬群でクロオオアリを見かけました。

クリオオアブラムシの越冬群にやって来たクロオオアリ 12月19日15時1分撮影

ちなみに、「巣口は移動する」で触れている「中央左寄りの花壇面と岩の隙間」の極近くにあった巣穴は、同じ日の19日には、塞がれていました。

写真中央の盛り上がったところに、以前巣穴が開いていた 12月19日14時54分撮影

※ クロオオアリを庭で最後に観察した時刻の過去の気温と、今年12月19日の気温
2018年 15時35分 11.3℃(15時のデータ)その日の最高気温
2020年 15時33分 14.6℃(15時のデータ)その日の最高気温
2021年 13時34分 14.7℃(13時のデータ)その日の最高気温
2025年 15時01分 12.9℃(15時のデータ)その日の最高気温は 14時13.3℃

クロオオアリは 今年はいつまで地上で活動するのだろう

クロオオアリはいつまで地上に出てきているのでしょうか。過去の記録を振り返ってみます。

地上で見たこの冬最後のクロオオアリ 2018年」(2019年1月8日)
地上で見たこの冬最後のクロオオアリ 2020年」(2021年1月8日)
冬至の日の庭のクロオオアリとトゲアリ」(2021年12月22日)

上記の記録からは、2018年は12月24日、2020年は12月28日、2021年は12月22日であったことが分かります。ただこの記録には、2つの条件があります。当然のことですが、岡山市内の私の庭で観察した記録であること、また、私が観察した限りでの記録であることです。

次に、観察した時刻の気温を見ておきます。
2018年 15時35分 11.3℃(15時のデータ)
2020年 15時33分 14.6℃(15時のデータ)
2021年 13時34分 14.7℃(13時のデータ)
何れも、その日の最高気温でした。

さて、今年ですが、まだ観察中です。直近では12月2日に地上でクロオオアリを見かけています。
ちなみに、2日は、15時が18.3℃(当日の最高気温)、16時が17.2℃でした。

与えた砂糖水を飲むクロオオアリ 12月2日15時55分撮影
帰路につくクロオオアリ 帰路を迷い続けていて、巣口を確認するだけの時間が取れなかった 12月2日16時8分撮影

ポロタンにクリオオアブラムシの大きな越冬群があった

12月5日、ポロタン(クリ品種名)の幹の中央辺りに、クリオオアブラムシの越冬群を見つけました。

12月5日15時20分撮影撮影
卵が多数見える 15時28分撮影
1匹だけしか見当たらなかったが、有翅成虫もいた 15時28分撮影
ヒラタアブの幼虫が2匹いた

参照:今年のポロタンでのクリオオアブラムシの観察記録
展葉前のポロタンにクリオオアブラムシが多数現れる」(4月12日)
繁栄するクリオオアブラムシ」(4月30日)
その後のクリオオアブラムシ(5/21・6/6)」(6月6日)
クリオオアブラムシとアミメアリとの共生」(6月26日)

今年のトゲアリの寄生の試み5例のその後(12月1日)

今年行ったトゲアリの寄生の試みでは、5例で第一段階が成功しました(9月24日ブログ)。
以下は5日後の9月29日の様子です。

① 宿主BH240518-04への寄生(T250909-01)

② 宿主BH240518-09への寄生(T250909-02)

③ 宿主BH240518-22への寄生(T250909-03)

④ 宿主BH240518-25への寄生(T250909-04)

⑤ 宿主BH240518-29への寄生(T250909-05)

それからほぼ2ヶ月後の12月1日、上記②の宿主BH240518-09に寄生したT250909-02が死亡しているのに気づきました。

T250909-02が死んでいた 12月1日撮影

他の4例は、トゲアリのコロニーとして順調に経過しているようです。

① 宿主BH240518-04への寄生(T250909-01)

③ 宿主BH240518-22への寄生(T250909-03)

④ 宿主BH240518-25への寄生(T250909-04)

⑤ 宿主BH240518-29への寄生(T250909-05)

ただ、④のT250909-04は、いつの間にか右前脚を失っていました。右前脚の基節は残っていて、転節か腿節以下を失っているようです。

躯体に異変等がある3匹のトゲアリの女王アリ

今年採集したトゲアリの女王アリの内、3匹は躯体に異変がありました。
○ 右の触角の先端が内側に湾曲している(個体A)

11月18撮影

このAは、彦根で採集してから16日後の9月25日、この日初めて給餌をしたのですが、砂糖水を飲みました。

砂糖水を飲む 9月25日撮影

また、12月1日にも砂糖水を飲んでいるところを見ました。

12月1日撮影

○ 四肢に欠損がある(個体B)
採集当初から、四肢の一部に欠損がありましたが、12月1日には更に肢を失っていました。

12月1日撮影
12月1日撮影

個体Bは、個体Aと同様に9月25日に砂糖水を飲みました。

砂糖水を飲む 9月25日撮影

○ 採集後に脱翅した(個体C)
このCは、採集当日にクリアーケースの中で脱翅しました。Cは採集してから20日後の9月29日に死亡しました。Cについては、砂糖水を飲んでいるところは見ていませんでした。

9月29日撮影

参照:かつてのトゲアリの単独女王アリの寿命に関する記録
トゲアリの女王アリをストック ! ?」(2013年9月18日)
トゲアリの女王アリは単独でいつまで生きられるか?」(2013年9月27日)
「トゲアリの女王アリは単独でいつまで生きられるか?」の結果」(2014年3月8日)
トゲアリの単独女王アリの寿命 追試」(2022年10月7日)