月別アーカイブ: 2026年7月

リンゴの傷んだ実にトゲアリがやって来た

7月29日、移植箱を置いているクリの木の斜面上方に植えているリンゴの木(品種名ルビースイート)の実にトゲアリがやって来ていました。実は傷んでいました。
クリの木とリンゴの木は、それぞれの枝の先が繋がっているようでした。

傷んだリンゴの木の実にやって来たトゲアリ 7時38分撮影

移植箱の中を見ると、僅かですが幼虫や蛹が運び込まれていました。

移植箱の中 僅かに幼虫や蛹が運び込まれていた 7時39分撮影

トゲアリの移植その後(7月26日)

移植箱から引越した後の移植トゲアリの様子の続きです。

移植箱を置いているクリの木のアブラムシから甘露を集めている 9時30分撮影
移植箱の中に入っているトゲアリがいた 9時31分撮影
移植箱の上で砂糖水を与えるとトゲアリが集まって来た 9時32分撮影

梨の実にクロオオアリ 再び

以前にも「梨の実にクロオオアリ」というタイトルで、二十世紀梨の実の病片で果汁を吸うクロオオアリのことを書きましたが、それから5年後の今日、同じく二十世紀梨の病片の痕にクロオオアリが来ていました。今回は病片がかなり抉られていましたが、これはカナブンが空けた穴です。

果汁を吸うクロオオアリ 7月26日9時27分撮影

クロヤマアリも来ていました。

この写真にはクロヤマアリが2匹写っている 7月26日9時28分撮影

昨年のトゲアリの寄生の試み4例のその後(7月17日)

昨年のトゲアリの寄生の試み5例の内、クロオオアリのコロニー(BH240518-09)に寄生したトゲアリの新女王アリ(T250909-02)は、昨年の12月1日に死亡しているのを確認しています。
残りの4例について、7月17日の様子を記録しておきます。
① 宿主BH240518-04への寄生(T250909-01)

トゲアリの働きアリが7匹見える 7月17日20時8分撮影

③ 宿主BH240518-22への寄生(T250909-03)

7月17日20時10分撮影
トゲアリの働きアリが10匹写っている 20時23分撮影

④ 宿主BH240518-25への寄生(T250909-04

左上にトゲアリの働きアリが1匹写っている 7月17日20時18分撮影
卵(右働きアリが咥えている)や幼虫が見られる 20時12分撮影

⑤ 宿主BH240518-29への寄生(T250909-05)

トゲアリの働きアリはいない 7月17日20時15分撮影
幼生虫は多数 20時19分撮影

この幼生虫は、幼齢の幼虫がいますので、トゲアリの幼生虫だと思いますが、正しくは今後の観察を待つことになります。

トゲアリの移植その後(7月17日)

7月17日、移植トゲアリの移植箱の中を見ると、いつの間にか引越をしていました。

本巣のリトルアンテシェルフの中は空になっていた 7月17日8時11分撮影

ところが、移植箱の出入り口に向かって、幼生虫を運んでくる働きアリを見かけました。

繭を運んでいる 8時12分撮影

しばらく観察していると、繰り返し幼生虫を移植箱の中に運び込んでいることが分かりました。

移植箱の中でまゆを運ぶトゲアリ 8時12分撮影
繭に幼虫も付いているようだ 8時13分撮影
8時13分撮影

移植箱を設置しているクリの木の根元近くを見ると、幼生虫を運んでいました。

クリの木の根元近くの様子 8時30分撮影

ところが、夕刻に見に行くと、移植箱の中に幼生虫が見当たらず、働きアリもほぼいませんでした。

幼生虫が見当たらず、働きアリもほぼいない 17時51分撮影
17時51分撮影

クロオオアリの新女王アリの羽化が進行中

飼育下のクロオオアリの女王アリの羽化については、これまでに次のブログで取り上げています。

B15006に雄アリが誕生」(2021年7月4日)
飼育下でクロオオアリの女王アリ誕生」(2022年6月30日)
クロオオアリの女王アリの羽化を撮る」(2022年7月6日)
女王アリの羽化がほぼ完了 B15006」(2022年7月23日)
今年も異様に大きな繭」(2023年6月7日)
B15006で今年も新女王アリが誕生」(2023年7月12日)
クロオオアリの新女王アリの誕生時期は?」(2023年8月1日)
クロオオアリの女王アリの羽化が始まっていた」(2024年7月8日)
今年のクロオオアリの女王アリの羽化期間は?」(2024年7月17日)
今年初めてのクロオオアリの女王アリの羽化」(2025年7月13日)
今年のクロオオアリの女王アリの羽化期間は(2025年)」(2025年8月1日)

それらによると、

2022年:
6月30日に1匹のみ羽化 7月25日まで羽化が続く
 ※室温の自動管理なし
2023年:
7月12日までには羽化が始まっていて、8月1日まで羽化が続く
 ※室温管理 26℃〜29℃
2024年:
7月8日には羽化が始まっていた ほぼ7月17日まで羽化が続く
 ※室温管理 26℃〜30℃
2025年:
7月13日から始まり、7月末日頃まで続いた
 ※室温管理 26℃〜30℃

となります。
7月13日、今日観察してみると、もう既に新女王アリの羽化は始まっていました。雄アリも羽化していました。

新女王アリ 7月13日9時42分撮影
羽化して間もない雄アリ 13時52分撮影

まだ複数女王アリの繭が残っていました。

いくつかある中の一つ
いくつかある中の一つ

ちなみに、昨年羽化したと思われる女王アリは、活動室アンテグラウンドⅠ型に出ています。

昨年羽化したと思われる有翅女王アリ 7月13日9時43分撮影
翅がない女王アリも1匹いた 9時43分撮影

意外な新女王アリの誕生(BH240518-09)

BH240518-09は、2024年5月18日に蒜山高原で新女王アリを採集したクロオオアリのコロニーです。このコロニーは、昨年の9月12日に、トゲアリの新女王アリT250909-02に一時的社会寄生されました。
ところが今年の4月11日、T250909-02が既に死亡しているのが分かりました。
そのまま、飼育していたのですが、今年になって幼虫がとても大きくなり、大きな繭になっていました。
昨日見ると、新女王アリが4匹羽化していました。

4匹の新女王アリ 7月13日9時31分撮影

BH240518-09の女王アリは、創巣から1年超後の9月12日からは産卵できなかったのですから、それ以前に産卵された卵が孵化して幼虫になり、越冬幼虫となって冬を越し、今年になって羽化したことになります。それらの中で女王アリが4匹育ったことになります。
このような例はこれまで観察したことがありませんでした。

トゲアリの移植その後(7月11・13日)

7月11日と13日の庭に移植したトゲアリの様子を記録しておきます。

①7月11日の様子

6月29日の様子と比べて幼生虫と働きアリの数が少ないように見える 7月11日12時4分撮影
移植箱を設置しているクリの木の根元に多くの働きアリが集まっていた 7月11日12時5分撮影

②7月13日の様子

2日前の11日と比べると、幼生虫が一つ下の段にも移動されていた 7月13日10時8分撮影
移植時に新たに加えたもう一つのアンテシェルフ(写真奥)にも幼生虫が運び込まれているように見える 10時9分撮影
移植箱の外の側面に働きアリが集まっていた(移植箱の下方から撮影) 10時10分撮影
2日前には働きアリが多数集まっていたクリの木の根元近くには、トゲアリは少なくなっていた 10時11分撮影