飼育下の1コロニーから飛び立った脱翅女王アリの帰還

飼育下の1コロニーから飛び立った脱翅女王アリ(交尾の有無は確認できていない)を元の巣に戻すとどうなるのでしょうか。8月22日に採集した3匹の脱翅女王アリで試してみました。

1匹目 働きアリに囲まれることがあったが、噛み合いは起こらなかった 8月22日14時18分撮影
2匹目 噛み合いは起こらなかった 14時19分撮影
3匹目 溶け込んでいる様子だった 14時22分撮影

この3例を見る限り、飛び立った元の巣の働きアリたちに受け入れられたようです。

下の2つの写真は、2022年にトゲアリの採集地で撮影しました。トゲアリの巣がある樹の上方から幹伝いに下りてきたトゲアリの脱翅女王アリをトゲアリの働きアリが攻撃しているところです。
ちなみに、上掲の3例との違いは、下写真の脱翅女王アリは結婚飛行(受精)を済ませていますが、3例では受精を済ませているのかどうかが不明です。また、3例での脱翅女王アリは、元の巣に戻ったのですが、下写真の脱翅女王アリは、働きアリと同じコロニーなのかどうかが不明です。

2022年9月10日8時31分撮影
2022年9月10日撮影14時48分撮影

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