トゲアリの結婚飛行に出会いたくて(1)

既に6日には大量にトゲアリの女王アリを採集したわけですが、トゲアリの羽アリはどんな時間帯に交尾のために飛び立つのでしょうか。その飛び立つところを是非とも見たいと思いました。
今年の場合も女王アリが採集できた2日、3日、そして6日も、午前10時台から午後1時過ぎにかけて、巣に羽アリの姿はありませんでした。ですから、考えられるのは、夕方か、日が暮れてからか、深夜か、早朝のいずれかなのでしょう。
8日、観察しに早朝に出かけました。この日の日の出の時刻は、午前5時34分頃です。観察地点に着いたのは、まだ暗い午前4時半頃でした。巣を見ると、羽アリの姿がありました。

A巣 午前4時49分撮影

A巣 午前4時49分撮影

B巣 午前5時1分撮影

B巣 午前5時1分撮影

C巣 午前4時38分撮影

C巣 午前4時38分撮影

上の写真の「B巣」はこれまでに観察していた箇所ではなく、同じ樹の地面から分かれている別幹にある巣です。この箇所にも巣口があることは、今まで気がつきませんでした。辺りが暗かったので、照明が当たってわかったのですが、そもそも昼間は働きアリが群がっていなかったのでしょう。
飛び立つ前のトゲアリの羽アリを見るのは、これが初めてでした。

トゲアリの結婚飛行に出会いたくて(1)” に1件のフィードバックがあります

  1. ピンバック: 3年ぶりにトゲアリの女王アリを採集 1日目 | anttech.jp

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