飼育中のトゲアリの様子 2018年10月

昨年の6月16日7月2日のブログで、その時点で飼育していた13コロニーのトゲアリについて触れていますが、その後多くのコロニーが死滅し、今年の10月11日の時点では、3コロニーのみが生き残っています。コロニーを引越させはしましたが、多くのコロニーが死滅した確かな要因は分かっていません。

生き残っている3コロニーの様子
① S/N:T140906-40
最も良く繁栄しているコロニーです。トゲアリの女王アリを2014年9月6日に採集し、同年9月11日にクロオオアリの巣S/N: NESTCON01024(2012年6月14日に新女王アリを採集)に侵入させました。したがって、寄生してから4年1ヶ月程経過したことになります。

S/N:T140906-40

② S/N:T130921-09
順調に繁栄することが期待できるコロニーです。飼育器の水槽の中に置いたアクリルと木で作った巣箱の中にコロニーが入っています。この巣箱には、閉ざされた空間があり、側面の1つの穴からのみ出入りできるようになっています。トゲアリの女王アリを2013年9月21に採集し、同年10月3日にクロオオアリの巣S/N:NESTCON01030(2011年6月8日に新女王アリを採集)に侵入させました。したがって、寄生してから5年1ヶ月程経過したことになります。

S/N:T130921-09

③S/N:T140906-03
働きアリが少ないコロニーです。上述のアクリルと木で作った巣箱の中には入らず、その下に小さな空洞を作って暮らしています。トゲアリの女王アリを2014年9月6に採集し、同年9月10日にムネアカオオアリの巣S/N:NESTCON01027(2012年6月14日に新女王アリを採集)に侵入させました。したがって、寄生してから4年1ヶ月程経過したことになります。

T140906-03

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  1. ピンバック: トゲアリの飼育ケースを作る | anttech.jp

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