5月26日に、22日と23日に移植したクロオオアリの遮光のための板と外枠にしていた透明ケースを外しました。
22日に「移植」した2つのクロオオアリのコロニーの内、BK17162は、飼育ケースの中で女王アリの死体が見つかりました。働きアリの姿はありませんでした。
BK17075を見ると、巣穴から土を運び出している働きアリがいました。
しばらくして、花壇の岩の上を歩いているクロオオアリを見つけました。体格からして移植したコロニーの働きアリのようです。そこで、岩の上に蜜を垂らし、蜜を飲ませました。やがて帰路についたその働きアリの後を追ってみるとBK17075の穴の中に入っていきました。
23日に「移植」した5つのクロオオアリのコロニーの内、BH18006は、飼育ケースも取り除くと、飼育ケースの下に巣穴がありました。
それから1時間ほど経って見ると、その巣穴を1匹の働きアリが塞いでいるところでした。やがて塞ぎ切ると、自身も巣穴の中へ入ろうとするのですが、すき間がなかなか見つからないようで、かなり苦労している様子でした。それでも何とか体を押し込むようにして巣の中に入っていきました。
この日生存が確認できたのは、上記のBK17075・BH18006と、BH18010とBH18018の4コロニーでした。