4コロニーの生存を確認

5月26日に、22日と23日に移植したクロオオアリの遮光のための板と外枠にしていた透明ケースを外しました。
22日に「移植」した2つのクロオオアリのコロニーの内、BK17162は、飼育ケースの中で女王アリの死体が見つかりました。働きアリの姿はありませんでした。

女王アリが死亡していた 理由は分からない 10時29分撮影

BK17075を見ると、巣穴から土を運び出している働きアリがいました。

巣を掘っている働きアリ BK17075の巣 10時35分撮影

しばらくして、花壇の岩の上を歩いているクロオオアリを見つけました。体格からして移植したコロニーの働きアリのようです。そこで、岩の上に蜜を垂らし、蜜を飲ませました。やがて帰路についたその働きアリの後を追ってみるとBK17075の穴の中に入っていきました。

蜜を吸って帰ってきたBK17075の働きアリ 10時46分撮影

23日に「移植」した5つのクロオオアリのコロニーの内、BH18006は、飼育ケースも取り除くと、飼育ケースの下に巣穴がありました。

飼育ケースの下に巣穴があった BH18006 10時26分撮影

それから1時間ほど経って見ると、その巣穴を1匹の働きアリが塞いでいるところでした。やがて塞ぎ切ると、自身も巣穴の中へ入ろうとするのですが、すき間がなかなか見つからないようで、かなり苦労している様子でした。それでも何とか体を押し込むようにして巣の中に入っていきました。

比較的大きめの石で巣穴を塞いでいる 巣の中に入っていく直前 11時39分撮影

この日生存が確認できたのは、上記のBK17075・BH18006と、BH18010とBH18018の4コロニーでした。

BH18010 11時04分撮影
BH18018 11時12分撮影

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