今年初めての「移植」 新方式「移植器」

今年の1月25日のブログで紹介した「移植器」で、クロオオアリのコロニーを庭に「移植」することにしました。
今回移植するコロニーは、昨年の6月3日に新女王アリを採集したコロニー(S/N:BM19013)です。

簡易飼育器の蓋を取って、移植器の中に入れた状態
移植器の全体の様子

移植する場所は、キイチゴを植えている花壇にしました。以前2016年4月にクロオオアリとムネアカオオアリのコロニーを移植した場所です。地面を20cmの深さに掘り、その中に移植器を入れ、土を被せました。

穴は20cmの深さ 11時11分撮影
移植器を設置した花壇 右に白く見えている所が出入り口 11時24分撮影
今日は地上への出入り口は、シリコン栓をしたままにしておいた

地下20cmの場所であることと、移植器の構造から、コロニーを脅かす生き物が巣の中に入り込んでくるリスクは、非常に小さいと思われます。それでも、地上での活動中のリスクは大きく、また食糧をどれだけ獲得できるかが、生存の能否を分かつでしょう。

今年初めての「移植」 新方式「移植器」」への3件のフィードバック

  1. ピンバック: B16012を「移植」 | anttech.jp

  2. ピンバック: 移植2コロニーのその後 | anttech.jp

  3. ピンバック: BM19013のその後の様子 | anttech.jp

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