クリオオアブラムシを再発見

何日か前から、散水ホースを歩くクロオオアリの腹部が膨れているのを見ていました。この散水ホースは、クリの木に繋がっており、クリの木からの帰路のようでしたので、クリの木に蜜があるようでした。たぶんその蜜は、クリオオアブラムシから得たのでしょう。
11月18日、この日も散水ホースをかなりの早足で歩くクロオオアリを見つけました。腹部が膨れているようです。

クリの木とは反対側へと進むクロオオアリ 腹部が膨れている 11月18日10時33分撮影

後を追ってみると、A巣にたどり着きました。しばらくして、A巣からクロオオアリが出てきましたので、散水ホースを歩くその後を追ってみると、やがてクリの木横のフェンスにつり下げている箇所を上り、クリの木へと繋がる橋状の箇所を渡り、クリの木にたどり着きました。そこには、もう1匹のクロオオアリがいました。

クリの木横のフェンスにつり下げている箇所
クリの木へと繋がる橋状の箇所
クリの木にたどりつく

ただ、この後、後を追っていたクロオオアリを見失ってしまいました。
そこで、再度A巣から出て来たクロオオアリの後を追ってみると、今度はクリの木に着いても見失うことなく、ついにクロオオアリの目的地の箇所にたどり着きました。

クロオオアリが訪れた場所 11時15分撮影

ここにクリオオアブラムシがいるのでしょう。ただ、葉や枝などでよく見えませんでしたので、周りの葉や小枝を切り落としました。

案の定、そこにはクリオオアブラムシがいました。今年の5月23日以来の発見です。5月23日の時には、クリの木に数匹のクロオオアリが来てはいましたが、クリオオアブラムシから蜜を得ていないようでした。

A巣とクリの木との位置関係 ①測量杭の上方にA巣の巣口がある ②巣口から散水ホースが下方へと延びていて、フェンス下に繋がっている ③別の散水ホースがフェンスの下沿いに延びていて、ホースリールへと繋がる ④ホースリールへと繋がる直前にホースがクリの木の枝に掛けられいてる (ホースリールが置かれているところがクリの木の生きている太い切り株)

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