早くもクロオオアリが地上に

ここ数年、自宅の庭で、春に、クロオオアリが地上に出てくる最初の日を記録しています。正確には、私が最初に地上で見かけた日ということになりますが、努めて観察はこまめにしてきたつもりでいます。
2017年は3月26日、2018年は3月25日、2019年は3月20日、2020年は3月18日に、地上でクロオオアリを初めて観察しました。いずれも3月の中旬後半から1週間程度の間となりますが、何かの要因があってのことなのでしょうか、次第に観察日が早くなってきていました。
今年は、いつになるかと待ち遠しくもありましたが、意外にも今日3月6日、クロオオアリが地上を歩いていました。例年になく、とても早い出会いです。

イチゴの花壇を歩くクロオオアリ 3月6日9時18分撮影

この働きアリの巣を特定するために、蜜を与えました。

蜜を飲む 9時20分撮影

やがて帰路に立ち、その後を追うと、「引越元不明のコロニー」のS巣でした。

「引越元不明のコロニー」のS巣がある岩の隙間

更に、同じイチゴ園に別のクロオオアリがいました。蜜を与えて後を追ってみると、同じ巣に戻って行きました。

同じ巣に戻る2匹目のクロオオアリ 9時31分撮影

2例観察できましたので、これで間違いなく「引越元不明のコロニー」のS巣が地上での活動を始めていることが分かりましたが、引き続き2例を観察しました。

3例目のクロオオアリ 今回も同様の巣に戻って行った 9時41分撮影
4例目のクロオオアリ 蜜器に誘導し、蜜を与えた 9時46分撮影

この蜜器の蜜を吸ったクロオオアリは、9時48分には巣に戻り、約8分後の9時56分に巣から出てきて蜜器に向かいました。その行動からこの間の巣を出入りしたクロオオアリが、同じ個体であることが分かりましたが、今度は、蜜器の蜜をほんの僅かに飲む行動をしただけで、巣へと戻って行きました。

蜜器を設置している測量杭を下りるクロオオアリ 帰路だが腹部が膨れていない 10時3分撮影

巣に戻ったのは10時5分で、10時19分まで観察を続けましたが、巣から出てくるクロオオアリはこのクロオオアリも含め、いませんでした。

ところで、庭の他のクロオオアリのコロニーは、どうしているのか見て回りましたが、まだ地上に出ていないようでした。

N巣 B16015 2019年6月19日移植 29日引越
O巣 B15099 2019年8月23日移植
A巣 自然巣 2016年4月13日発見
C巣 自然巣 2016年4月11日発見
L巣 B16013 2019年6月8日移植 18日発見
T巣 BK170530-133とBH170521-023の合併コロニー 2020年9月27日移植 10月26日引越
R巣 引越元不明 2020年5月19日発見

早くもクロオオアリが地上に」への3件のフィードバック

  1. ピンバック: 再びクロオオアリが地上に | anttech.jp

  2. ピンバック: 再びクロオオアリが地上に | anttech.jp

  3. ピンバック: イチゴの株元に新たなコロニー | anttech.jp

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