2016年2月に伐採して枯らしたサクラの木にムネアカオオアリを移植することにしました。
昨年もムネアカオオアリの移植を多数(「今年採集のオオアリを「移植」」「+R5コロニーを移植(植木鉢皿)」「ムネアカオオアリを切り株に移植 +R10」)試みましたが、いずれも失敗しています。今回は、サクラの切り株の中に空洞を作って移植します。
移植するムネアカオオアリは、S/N:R200603-016で、昨年の6月3日から4日にかけて新女王アリを採集したコロニーです。
正午前に見に行くと、ムネアカオオアリが木の中から出ていました。
1匹のムネアカオオアリを観察していると、突然ハエトリグモが現れ、ムネアカオオアリに襲いかかったかと思うと瞬時にムネアカオオアリから離れました。私は、そのクモを指で押し潰しました。
先のブログ「生死の運命」と同じように、クモはアリへの最初の一撃の後、今回も一旦獲物から離れたのですが、ムネアカオオアリにその一瞬でどんな危害を与えたのでしょうか。ムネアカオオアリの様子をしばらく見ていましたが、その場から動きませんでした。
ピンバック: クリの切り株の中にムネアカオオアリを移植 3例目 | anttech.jp
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