庭に移植したトゲアリがいつしか姿を現さなくなりました。
12月11日、9時半頃にはやはりトゲアリの姿はありませんでしたが、11時前に見に行くと1匹のトゲアリが、巣があるクリの切り株の直ぐ上方のドーフィン(イチジク)の主枝を歩いていました。
その直ぐ後で、クリの切り株の上に置いているコンクリートブロックにもトゲアリがいることが分かりました。そこで、このトゲアリの近い場所に蜜器を置き、蜜を入れました。
そのトゲアリは、意外にも蜜にあまり関心がないように見えました。10数分後に見に行くと、蜜器のそばにはいましたが、蜜を飲んでいないように見えました。仲間も来ていませんでした。
午後に見に行くと、10匹近くのトゲアリが蜜器に来ていました。蜜はほぼ飲み尽されていました。
食い付きは悪くても、蜜を飲むことが分かりました。そこで、蜜をつぎ足しました。
蜜を飲んで戻っていくトゲアリを見ると、巣口が2個所に分かれていることが分かりました。
この2つの入り口は、中で繋がっているのかどうかは分かりません。
ところで、このトゲアリのコロニーが以前引越先に選んだ切り株の地際(4度目の引越先・6度目の引越先)の様子はどうなっているでしょうか。
しばらく観察しましたが、トゲアリは出入りしていませんでした。
12月も中旬に入っていますが、まだ天候次第ではトゲアリは巣から出てくることが分かりました。巣の直ぐ近く以外にも、移植当初のクリの木にトゲアリが2匹来ていました。その内1匹には蜜を近くで与えましたが、このトゲアリも蜜にはあまり関心を示しませんでした。