4月10日に、庭に移植していたトゲアリの2つのコロニー同士が戦っていたことについてブログに書いた際、2つのコロニーを繋いでいた散水ホースを、容易には接触できないように東側に移動したことを付記しましたが、その翌日の午後になると、トゲアリがそのホースを伝って歩かなくなっていたので、ホースを設置し直しました。


今日(4月12日)、クリの木の切り株の根元を見ると、トゲアリがいました。散水ホースを伝って切り株まで来たようです。そして、巣作りをしているようです。


夕刻になってT130921-09を見に行くと、巣箱の側面に幼虫を咥えている働きアリがいました。更に、幼虫を咥えてホースを西方に向かって早足で歩いていく働きアリがいました。


その後方には何かを運んでいる働きアリがいました。女王アリを運んでいるようです。

ちなみに昨年、T140906-03の引越の際にも、働きアリが女王アリを運ぶ場面がありました。
西方のクリの切り株の方を見ると、既に角材杭とクリの切り株を結ぶ通路が出来上がっていました。その切り株へと通じる通路を伝って、女王アリが運ばれていきました。




巣箱の中を見ると、もうほとんど引越済のようでした。

クリの木の切り株を見ると、女王アリを咥えた働きアリがまだ歩いていました。切り株に到着して5分ほどは経っているのですが、運び込む場所を迷っているようです。

その後、女王アリを何処に運び込んだのかは観察していませんが、巣作りを観察した右側の窪みではなく、上方へと幼虫を運ぶ働きアリもいましたので、女王アリが上方へ運ばれた可能性もあります。

女王アリが引越をし、先程巣箱の中もほとんど引越済のように見えましたが、まだ引越が続いていました。


7時ごろ見に行くと、この時刻になっても幼虫を運んでいました。

まだ、巣箱に残っている群れがあるのでしょうか。巣箱の窓越しに中の様子を見ると、巣ケースの下にまだトゲアリの塊がありました。しばらくの間は引越が続きそうでした。
