移植トゲアリの避難先と自然入居

6月5日に移植トゲアリが大量死しているのに気づきましたが、3日後の6月8日に、生き残ったトゲアリがいるのかどうかを、元の巣があったクリの切り株辺りから周辺へと調べてみました。
すると、切り株の直ぐ上のドーフィン(イチジク)とロープで繋がっているヌアールK(イチジク)の主枝、を歩くトゲアリを見つけました。そこで、蜜を与えました。

ヌアールKの主枝に蜜を垂らした 6月8日14時15分撮影

やがて、腹部を膨らませて早足に歩き始めました。途中で仲間に出会うと、蜜を分け与えていました。そして、茎や葉で繋がっていたビックリグミの木の小枝をその木の中心方向へと歩いて行きました。

蜜を分け与える 下が帰路のトゲアリ 帰路の逆方向からもトゲアリがやって来ている 14時18分撮影
ビックリグミの小枝を奥へと進んで行った 14時20分撮影

どうやらこのビックリグミの周辺に引越先の新居がありそうです。
蜜を垂らした箇所を見ると、数匹のトゲアリが集まっていました。その内の1匹が腹部を膨らませて歩き始めましたが、意外にもヌアールKの主枝を反対方向へと進んで行きました。そして、ロープを伝って杭に取り付き、更にその上方から隣りの杭へ渡り、隣りの杭を下って行きました。反対側へ回り込んで見ると、そこにトゲアリの女王アリがいました。

ヌアールKの主枝からロープを伝って杭へ取り付いたトゲアリ 14時28分撮影
その隣りの杭にトゲアリの女王アリがいた 14時30分撮影

しばらくその場を離れ、再び見に行くと、女王アリが隣りの杭へと移動していました。

14時51分撮影

昨年の8月に、このトゲアリが引越をした際に1×4材で作った縦89mm×横127×奥行120mmの巣箱を持ってきて、杭の下方に置きました。

杭の下方に巣箱を置いた 後に巣箱の前面と後面を逆方向にして置いた 14時52分撮影
このコロニーの女王アリ 右の中脚と後脚を失っている 14時59分撮影

夕刻になって見に行くと、巣箱を出入りしていました。

17時58分撮影
17時58分撮影
17時59分撮影

巣箱がトゲアリに気に入られたのか、トゲアリが自然入居したことになります。杭の上部を両方向から見てもトゲアリはいませんでしたので、女王アリもこの巣箱に入ったのでしょう。

トゲアリはいない 18時3分撮影
反対側から見てもトゲアリはいない 18時30分撮影

トゲアリが人工的な巣箱に自然入居したのですから、これは新たな発見であり新たな知見です。
15時頃、ヌアールKの主枝に蜜を追加しておいたのですが、夕刻見ると、その蜜がほとんど減っていないように見えました。このことから、巣箱に入った働きアリの個体数は少ないように思います。
ところで、最初に見つけたトゲアリが、蜜を吸った後ビックリグミへと戻って行ったのですから、そちらにもトゲアリの集団があるように思います。しかし、そのことは確認できないままになりました。

移植トゲアリの避難先と自然入居」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: T130921-09が人工巣箱に自然入居 | anttech.jp

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