5たび、トゲアリの侵入の実験をすることにしました。
この度用いるのは、いずれもコンクリート製人工巣と拡張蓋を併用して飼育しているコロニーです。どれにも全て女王アリがいます。
㉛ クロオオアリ(S/N:NESTCON 01001)2011年 2度目
㉜ クロオオアリ(S/N:NESTCON 01003)2011年
㉝ クロオオアリ(S/N:NESTCON 01004)2011年
㉞ クロオオアリ(S/N:NESTCON 01005)2011年
㉟ クロオオアリ(S/N:NESTCON 01006)2011年
㊱ クロオオアリ(S/N:NESTCON 01021)2012年
㊲ クロオオアリ(S/N:NESTCON 01022)2012年
㊳ クロオオアリ(S/N:NESTCON 01030)2012年
⒂ ムネアカオオアリ(S/N:NESTCON 01026)2012年
⒃ ムネアカオオアリ(S/N:NESTCON 01027)2012年
⒄ ムネアカオオアリ(S/N:NESTCON 01028)2012年
⒅ ムネアカオオアリ(S/N:NESTCON 01029)2012年 2度目
ところで、9月30日のブログで報告したばかりですが、順調に寄生ができたと思っていた「⑹ムネアカオオアリ(S/N:NESTCON 01025 拡張蓋)2012年」と「⑮クロオオアリ(S/N:SIMSMA 01043)(死体)2013年」のトゲアリの女王アリが、10月2日に死にました。また、闘争中だった「⑭(S/N:NESTCON 01005拡張蓋)2度目(無)2011年」のトゲアリの女王アリも10月3日に死にました。そこで、「⑮クロオオアリ(S/N:SIMSMA 01043)(死体)2013年」については、2度目になりますが、同日トゲアリの女王アリを侵入させました。
この度の実験で、トゲアリの女王アリのストックがかなり減ってしまいました。ケガをしていない個体は7匹(19日採集6匹、21日採集1匹)、ケガをしていたりケガはしていないけれどもクロヤマアリに襲われたことがある個体は6匹(12日と17日採集は各1匹、19日と24日採集は各2匹)となりました。トゲアリの女王アリは、もう採集できないと思うのですが、近々の、日中の一番暖かい頃に、いなくて元々と考えて出かけてみようと思います。