B120614-03は、2012年の6月14日に長野県の駒ヶ根市で採集したクロオオアリの女王アリのコロニーです。このコロニーの成員が、今年になって短期間に大量に死亡して、7月9日の時点で、女王アリの他は働きアリが1匹のみとなり、幼生虫は極く僅かになりました。
この女王アリは、今年で結婚飛行10年目を迎えることになり、寿命としてはほぼ11歳になります。この女王アリの寿命も調べたいのですが、このままではコロニーが消滅して、女王アリの寿命に影響がありそうです。
そこで、クロオオアリの他のコロニーの繭をこの女王アリのコロニーに与えることにしました。
繭は、B120614-03に無事に受け入れられました。夜見ると、1匹羽化していて、こちらもB120614-03に受け入れられていました。
7月12日には、元からいた大型の働きアリを含め、働きアリが全部で6匹になっていました。
ピンバック: 11歳女王アリのコロニー 残る繭1個まで羽化が進む | anttech.jp