飼育ケース間で引越 B110608-07

直近の記事では「おめでとう! 結婚11年記念日」で紹介しているクロオオアリのコロニーB110608-07は、大変繁栄していたのですが、夏前から働きアリの数が急激に少なくなってきていました。その原因が分からないまま、女王アリが生きているのかが気になっていました。と言うのも、雄アリは増えていたからです。ところが、飼育ケースの汚れが大変酷く、女王アリの生存が確認できない状態でした。そこで、8月31日、引越をさせることにしました。

たくさんの雄アリがいる
引越専用にしている衣裳ケースに巣の本体を入れたところ 衣裳ケースには脱出防止のためベビーパウダーを塗っている 8月31日17時9分撮影
巣の本体を取り出した後の元の飼育ケースの中 取り残された働きアリは衣裳ケースに移した

巣の本体(リトルアンテシェルフ)を解体して、コロニーを衣裳ケースの中に落とし入れると、女王アリが出て来ました。女王アリは健在だったのです。これでこの女王アリが確かに11年以上生きていることが明らかになりました(「11年以上」と表記したのは、結婚飛行に飛び立つ前年に成虫になっていると考えられるからです)。

女王アリは生きていた 8月31日17時28分撮影

別のアンテシェルフにアルミホイルを被せて、衣裳ケースの中に入れました。

アルミホイルの中は新たに用意したリトルアンテシェルフ飼育器 8月31日17時52分撮影
既に女王アリはリトルアンテシェルフの中に入っているようだ 繭が運び込まれている 8月31日20時5分撮影
幼虫も運び込まれて行く 21時53分撮影

翌朝には、引越はほぼ完了していました。予め用意していた餌器(開放蓋式アンテフィーダー)とリトルアンテシェルフを繋げ、1体にするための台に両者を載せました。餌器の上面にはベビーパウダーを塗っています。

木製の台に載せることで持ち運び易くなる 9月2日9時9分撮影
9月2日9時10分撮影
ベビーパウダーで脱出できない構造にしているので、通常は金網の蓋はしない 9月2日9時14分撮影
餌器の側面図
餌器の上面図

幼虫がかなりの数いるようです。

9月2日9時11分撮影

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