Seriaのケースで開放蓋の簡易飼育器を作成

Seriaで購入した「ClearCase DEEP」というプラスチック製の容器をまとまった数、保管していました。このケースを再利用して、2021年と2020年に新女王アリを採集したコロニーを引越、飼育することにしました。対象としたのは、クロオオアリ6コロニー(BH210523-28/31/36/46/48/53)とムネアカオオアリ1コロニー(R200603-021)です。

クロオオアリのコロニーBH210523-46
クロオオアリのコロニーBH210523-53

クリアケースには元々蓋がありませんでしたので、開放蓋を作りました。

開放蓋の設計図 だいだい色の部分がクリアケースディープ
作成した開放蓋
開放蓋の内側にベビーパウダーを塗って完成

次に極く簡易的な人工巣を作りました。3部屋から成る人工巣です。

人工巣は一箇所セロハンテープでケースに固定している
人工巣の設計図
巣房への出入り口を1箇所設けている
巣房間を移動するための隙間

引越は、飼育中の飼育容器から全てのコロニーの構成員を振り落とす方法で強制的に行いました。

強制引越後のクロオオアリのコロニー 2月9日9時26分撮影
強制引越後のムネアカオオアリのコロニー 9時31分撮影
人工巣を棚に設置 9時33分撮影

夕刻見ると、BH210523-53が、いち早く、全構成員が巣房に入っていました。

いち早く全構成員が巣房に入ったBH210523-53 19時0分撮影

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