ムネアカオオアリは、普通木の中に巣を作ると言われています。木は生きていても、既に枯れていてもよいようです。
下の写真は、生きている木ですが、樹皮の一部が剥がれ、その中が朽ち始めています。
そのくぼんだ部分を拡大すると、
ムネアカオオアリが見えます。この木はこんな木です。
私には名前が分かりません。スギ科の木のように思うのですが。
下の写真は、切り株で、もう枯れていて全体が朽ちかけています。
この中もムネアカオオアリの巣になっています。
また、もう一つ、生きている木に住んでいるムネアカオオアリを見つけました。
小さな穴が巣の出入り口になっています。これを少し離れて見ると、
こんな様子で、ムネアカオオアリの巣になっているとはなかなか気が付きません。
この木も、初めに紹介した木と同じ種でした。
このようにムネアカオオアリは、木の中に巣を作ります。その点で、クロオオアリとは違った習性があるのですが、 実は、ムネアカオオアリは、木の中以外でも暮らせるのです。
下の写真は、昨年、白山の麓で見つけたムネアカオオアリの巣です。
コンクリートとレンガの敷物のようなものとの隙間に巣を作っていました。
また、下の写真は昨日、近くの山で見つけたムネアカオオアリの巣で、やはり、アスファルトの道端の隙間に巣を作っていました。
ムネアカオオアリにとって、巣の環境が木でなくてもよいようです。このことは、コンクリート製の人工巣で、コロニーが十分育っていくことでも、既に確かめ済みです。
クロオオアリの場合は、土の中かコンクリートなどの隙間に巣を作りますが、コンクリート製の人工巣の中で、コロニーが十分育っていくことは、ムネアカオオアリの場合と同じです。ですから、一般論として、巣材の環境はコロニーの成長とは無関係であると言えます。 (植物の発芽や生長にとって、土が必要なように思われがちですが、実は必要ではないのとよく似ています。)










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